浮浪滝と蔵王堂


👆数年前に偶然辿り着いた時の写真



この頃から滝が好きだったのか




👇出雲市のHPから転載した写真と説明文


鰐淵寺の歴史

 鰐淵寺はもと鰐淵山と称し,智春(ちしゅん)上人の開基とされ「推古天皇の勅願」により推古2年(594)に開創されたといわれます。寺の名前は,浮浪滝で上人が誤って滝壺に落とした器を「鰐(わに)」がくわえてきた,という伝承から来ています。

 古代,鰐淵山は浮浪滝を中心とした修験の道場であり全国的にも著名な信仰の場として発展しました。12世紀に入ると境内に堂塔・僧坊が建てられ,比叡山延暦寺の末寺として浮浪山鰐淵寺が成立しました。かつては本尊を千手観音菩薩とする北院と,薬師如来とする南院とに分かれていましたが,室町時代に両本尊を並べて祀る根本堂を創建し,両院が統一されました。また,杵築大社(出雲大社)の祭礼に参加するなど,強いきずなを持ちながら大いに繁栄しました。

 戦国期には尼子氏や毛利氏の干渉により,寺領が減少し,また江戸時代前期には杵築大社との関係も途絶えてしまいます。 以後,その規模もやや縮小しましたが,1400年もの長い歴史を今に伝え,数多くの文化財が残されている山陰随一の古刹,それが鰐淵寺です。