信濃毎日新聞の投稿欄「10代」は、現在の生徒を反映するものとして

かねてから注目している。

 色々な意見が載っており、読んでいて楽しい。

 ところが、このところ、あいさつに関する投稿が多い。あいさつの町さかきを標榜する者としては嬉しいかぎりである。

 

 あいさつを追っかけているうちに「笑顔」に行き着いた。

 そして、「感謝」に。

 

 投稿内容の一部をご紹介させて頂く。

 

 

 

 8月1日の投稿欄

 

 大切な仲間と出会えた

 

 私の大切なものは「部活動の仲間」だ。私はバトミントン部に所属し、先輩が引退してからは部長を務めてきた。高校で初めて部活に所属した私は、分からないことや、できないことがたくさんあったが、先輩や同じ学年の経験者の姿を見て、少しでもうまくなれるようにと日々の練習を頑張ってこられた。 

 部長になってからは毎日、練習メニューを考えたり部員への連絡をしたりなどで、とても忙しく大変な日々だった。それでも最後まで頑張ってこられたのは、夜遅くまで練習に付き合ってくれたり相談に乗ってくれる仲間がいたからだ。

 私は、できるようになるまで練習をくり返し、誰かが悩んでいたら全員が相談にのって、普段騒がしいのに試合になると真剣で、とっても負けず嫌いな仲間が大好きだ。

 忙しくたくさん悔しい思いをしてきたが、それに勝るような楽しい思い出もたくさんできたのは仲間のおかげだと思う。バトミントン部に所属して一番良かったことは、大切だと思える仲間に出会えたことだ。

                        上伊那郡 女子 (高校生・17)