無限の夢を秘めた坂城町に。

 夢がありました。そして、いまも夢がある。

 

ご参考:

あなたの知らない政治家の世界 スウェーデンに学ぶ民主主義 | 新評論 (shinhyoron.co.jp)

 

日本の国会議員の年収約2200万、かたやかの国では約888万! 高橋源一郎氏らリベラルも注目する民主政治先進国のリアルな姿

978-4-7948-1141-7

 

内容

スウェーデンが人口では日本のわずか10分の1でありながら、イノベーションに優れ、多くのユニコーン企業(評価額10億ドル以上で非上場のベンチャー企業)を生み出し、発信力があり、また1人当たりGDPでは日本をはるかに上回る豊かな福祉国家であることは皆の知るところだ。そんなスウェーデンの国会議員はいくら議員報酬を貰っていて、どんな生活をしているのだろう。北欧5か国の中でも最大のGDPを誇るスウェーデンだが、国会議員の報酬は北欧中最低だ。地方議会の議員に至ってはほとんどの議員が無報酬である。国会議員の宿舎は気の毒なほど質素で、通勤や移動には公共交通機関を使うのが普通だ。それはなぜか。スウェーデンは「閣下」などという敬称を廃止、誰もがシンプルに「あなた」と呼ばれる平等社会である。政治家も同じで、庶民を代表する政治家は庶民感覚が分かる人でなければならない。権限のある人には説明責任があり、全ての情報は一般に公開されなければならない。スウェーデンの民主主義は、まさに政治権力の透明性が鍵となっている。そして、それは世界最古の透明性を確保する法律(情報公開法)によって監視されている。この法律のおかげで、ジャーナリストがあらゆる情報にアクセスでき、国民も情報開示によって権力の監視ができる。ただもちろん、国民が政治に関心がなければ監視の意味もないが、高額の税金を払っているスウェーデンの国民はその使い途にも敏感だ。民主主義の先進国と言われるスウェーデンの知られざる姿を鮮やかに描き出した本書を読むと、徹底した情報公開と国民の政治参加と監視が民主主義の根幹を担っていることがよくわかる。民主主義が揺れている今、それはどうすれば再び正常に機能するのか、本物の民主主義とは何かを考えさせてくれる1冊である。
(アップルヤード・かずみ スウェーデン大使館政治経済担当官)

 

 

 

 

 

オードリー・タンとの対話 創造力こそが私たちの資本 | DISTANCE.media

 

オードリー・タンとの対話#2 民主主義のコンピテンシー | DISTANCE.media