令和6年5月15日(水) 大人からのあいさつ運動

 

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第100回記念事業を計画しております。

 

第100回記念事業

6月12日(水曜日)朝7時40分~8時00分 町内3小学校

南条小学校にはNHK様が、坂城小学校には信濃毎日新聞社様が、村上小学校にはUCV様が取材にみえられます。 

 

 

南条小学校

 

 


 

村上小学校

 

撮影協力者:平林さん

 

 

坂城小学校

 

 

 

 

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第1回 平成27年7月13日(月曜)からの

参加者延人数 3304名超

  (体験者数226人)

 

 

発起人(柳沢収)談
 平成26年4月に信州あいさつ運動がスタートした。
 そのころ身近の民生児童委員から子どもたちのあいさつが十分に出来ていないと思うとの話を聞かされた。そこで、有志に相談すると自分たちであいさつ運動を立ち上げようということになった。
 子どもたちがあいさつしない原因を考えたとき、大人からのあいさつがないことに気付いた。子どもたちの安全を考えて行動を起こしてもあいさつまでは気が回らない。そのため地域の子どもは地域で育てるとの思いはあっても十分に伝わっていない。
 また、日本の子どもたちは自己肯定感や自己有用感が低いとの情報にも接した。
 そこで、これらの課題を解決する方法の一つとして「大人からのあいさつ運動」が始まった。平成27年7月のことである。多くの町民が皆さんを見守っていますよ、大切に思っていますよ、ということを感じてもらうためには、大勢が集まり励ます姿を子どもたちに見てもらうことであると理解し、町の企業にも呼びかけをさせて頂いた。
 当時出没していた不審者との区別をするために工夫がいるとの警察からの忠告もあり、のぼり旗とタスキを用意した。予算がないため4回ほど県からお借りしてきていたが返さねばならないときがきた。
 新しいタスキは手作りで賄った。のぼり旗については、あいさつ運動に理解のあった坂城中学校の校長先生に相談した。美術部が後輩のために3小学校に2本ずつ合計6本ののぼり旗をつくり寄贈してくれた。そこで、お返しに中学校で生徒会と合同の「大人からのあいさつ『大』運動」を2回おこなった。
 町民の理解も深まりあいさつ看板も立てて頂いた。
 よき理解者と協力者を得て約9年の歳月のもと、第100回の運動日を迎えることができた。雨の日も雪の日もボランティアでご参加いただいた延べ三千三百有余名におよぶ町民の皆さまには子どもたちに代わりお礼を申し上げたい。また、元気をもらったのは大人たちかもしれない。その意味ではこどもたちにも感謝したい。
 この運動を通して子どもと大人との距離が縮まり、大人同士でも会話が弾み、「あいさつの町さかき」が実現することを願っております。
 町内全ての小学校においてボランティアによって統一実施されるあいさつ運動がこれほど長く続く事例は、全国的にも珍しいのではないでしょうか。