昨年、市議会に清掃工場の溶融メタルの売却方法の見直しを求める陳情が提出されから随意契約の方法などが問題となっています。

さらに監査委員からも意見・要望が出されるなど問題点が次々と露呈しています。

私も、繰り返し溶融メタル売却や随意契約の見直しを求めてきました。

この問題を取り上げた3月議会の一般質問をご紹介します。

 

芝園清掃工場の溶融メタルの売却 契約見直しで財源化を

 

入沢 芝園清掃工場の溶融メタルの売却について質問します。

昨年10月に芝園清掃工場の溶融メタルを習志野市資源回収協同組合に不当に安価な価格で売却をしていることの防止・是正を求める監査請求が行われました。これを受けて監査委員から、売買契約の詳細を検討の上整備されたい、効率的な売却手法を継続的に検討されるよう要望する。また、買取り業者を市当局が詳細に把握していないなどの意見、要望が出されたことは重大です。業務の改善が必要だと思いますが、市長の見解を伺います。

  

市長 芝園清掃工場の溶融メタルの売却についてお答えいたします。

清掃工場の溶融メタルの売却に対して住民監査請求がありました。監査の結果でございますが、主なところを申し上げますと、1つ、随意契約の方法により売却の契約を締結することは違法でないこと、1つ、中間処理施設の安定稼働を前提としつつ、現状よりも高価格で売却できると判断し、競争入札方式に改めるに足ると認められるだけの調査結果が出ているとは認められないこと、1つ、習志野市の売却価格が不当に安いと判断し得る客観的な事実は認められないことが示されております。

この結果、本件措置請求については、請求に理由がないとのことで棄却されております。

本市といたしましては、清掃工場を安定的・継続的に稼働させる観点から、現在の手法が適切と考えておりますが、監査委員からの意見・要望について継続して検討してまいります。

 

いかがでしょうか?市長答弁はかなり無理があると思います。

時間切れで再質問ができませんでしたが、これからもこの問題を追及していきたいと思います。