2022年12月議会で、環境への負荷の少ないまちづくりを取り上げ、 制定30年を迎える習志野市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の実施状況と課題を質問しました。

 

制定30年を迎える廃棄物の減量及び適正処理条例

入沢 事業所に対して、条例どおり廃棄物の排出の抑制、再利用の促進を要請すること。また、事業系一般廃棄物減量化・再資源化計画を提出している事業者へ協力を求め目標を実現できるようにすることを求めます。

 

市長 事業者に対して実態調査を行っており、廃棄物の減量及び再資源化への取組の状況の把握に努めております。

 

入沢 習志野市の場合は、ほとんどの方が大手ではない中小零細事業者だと思いますが、条例に基づいた排出抑制と再資源化の促進の要請というか、お願い、働きかけといったほうがいいのかもしれませんが、どのような取組をしているのか。

 

クリーンセンター所長 多量排出者、多量排出事業者に該当しない事業者については、特に規定はございませんで、計画の提出や実態調査といったことについては実施はしておりません。

 

入沢 習志野市としてのと、一般家庭ごみは7割で、事業系一般廃棄物が3割ということで、今後、習志野市の全体の廃棄物減量していくためには、その3割の事業者の皆さんにも御協力をいただいかないといけない。4月に策定された一般廃棄物処理基本計画では、9%が事業者の皆さんへの排出抑制の目標値ということになっていますので、この中小零細企業の皆さんにも、分別はしていただくとともに、その数値目標、習志野市が掲げているんだということも伝えていただいて、ぜひ働きかけていただきたい。

 ショッピングモールなどが対象になっているようなんです、あと大手スーパーですか、などについて、廃棄物の抑制・再利用の促進について、こちらも、計画書出していただいてますけども、さらに働きかけを行っていくということが必要だと思います。

 

クリーンセンター所長 他市の取組事例なども参考としながら、関係部局とも連携して、周知啓発の強化を進めてまいります。

 

入沢 千葉市でもやってるんですけども、廃棄物の減量や再資源化に取り組むなど環境行政に優れた業績のあった事業者に対して、自治体、市として表彰する制度があります。習志野市でもこういった事業者への表彰制度を設けることをぜひ今後検討していただきたい。