12月議会の一般質問で防災対策を取り上げ自主防災活動の強化などを提案しました

 

災害に強いまちづくり

(1)習志野市総合防災訓練の教訓

 

入沢 

 9月に感染症対策に重点を置いた防災訓練を実施しましたが、どのような訓練があったのか。また、自主防災組織、町会・自治会との連携の課題をどのように認識しているのか。

 

市長

 コロナ禍での開催であったことから、若干ではありますが、前回3年前の開催よりも参加者数が少なかったこと、また、防災倉庫に備蓄する災害用トイレの一部に昭和60年代製造のものもあり、資機材の老朽化を承知できたことなどを教訓として捉えております。今後につきましても、総合防災訓練の目的や開催意義を鑑み、自主防災組織、町会・自治会との連携を強固なものとするよう、まちづくり出前講座や自主防災組織リーダー研修会等を通じて、さらなる防災意識の醸成に努めてまいります。

 

入沢

 どのような取組を具体的にこれから検討して、力量アップにつなげていくのか。

 

危機管理監

 自主防災組織の役割は、平時には組織内の役割を明確にする、防災備蓄品や資機材を整備する、情報収集や伝達体制を整備する、災害時に備えて防災訓練を行う、以上4点であります。また、災害発生時には、災害の状況によって異なりますが、主に地域内の安否確認、被害状況等の情報収集及び伝達、火災発生時の初期消火の実施及び避難誘導等に取り組んでいただきます。次に、自主防災組織への働きかけにつきましては、本市が主催します自主防災組織リーダー研修会をはじめ、総合防災訓練、危機管理講演会など、防災に関する事業や活動助成金などの支援事業について御案内し、活動を促すよう取り組んでおります。今後も引き続き、このような働きかけを継続して行うとともに、年間を通して活動が確認できない組織につきましては、組織の状況や課題について直接確認し、指導・助言を行うなど、防災意識の醸成に努め、地域としての共助の向上を支援してまいります。

 

入沢

 かなり一歩進んだ、踏み込んだ今後の対応になるんではないかと思いますので、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。また、活動は様々な、あると思うんですけども、いろいろと先進的な自主防災組織の活動を御紹介していただくとか、そういうこともぜひ取り組んでいただきたいと思います。