2月27日に日本共産党習志野市委員会と習志野市議団は、宮本市長に対し「小・中学校の特別教室と体育館に早急にエアコン設置を求める要望書」を提出しました。

国は、特別教室のエアコン設置について、2023年度までに95%と中長期目標を設定しています。しかし、習志野市の取り組みは大変遅れています。速やかな事業化を強く求める要望書です。

 

 

2023年2月21日

習志野市長 宮本 泰介 様

日本共産党習志野市委員会

日本共産党習志野市議団

 

小・中学校の特別教室と体育館に早急にエアコン設置を求める要望書

 

 2018年に「小中学校の普通教室全てに2019年6月末までにエアコンを設置させる」ことを求める12,327名の署名が、市長に提出されたことを受けて2019年6月末までに小・中学校すべての普通教室にエアコンが設置されました。

 

 一方で、理科室や美術室、技術室、家庭科室、図書室などの特別教室と体育館へのエアコン設置は遅れています。市民からは「学校の理科室では、夏場にバーナーを使う授業があり、美術室や技術室・家庭科室などでは、短時間で集中して授業を行うので、エアコンをつけてほしい」と切実な声が上がっています。

 学校へのエアコン設置は子どもの命と健康を守り、学びを保障するために必要です。また、各地で地震や台風による災害が相次ぐなか、もしものときの避難場所となる体育館へのエアコン設置は急務です。

 

 習志野市教育委員会は、特別教室と体育館へのエアコン設置について①「習志野市第2次学校施設再生計画(2022~2025年度)」で校舎の改築、長寿命化改修、大規模改修工事を行う際に設置する ②改築および長寿命化改修を行う際には、現在普通教室に設置されているリースエアコンを取り外し、他の学校の特別教室に移設する ③体育館へのエアコンの設置は、特別教室への設置が完了した後の課題として検討する、と説明しています。しかし、この計画では、大変長い年月がかかってしまいます。

 

 国は「防災、国土強靭化のための5ヵ年加速化対策」で、小・中学校の特別教室へのエアコン設置を2023年度までに95%と中長期目標を設定しています。体育館へのエアコン設置については、避難所にもなるため、国の「緊急防災・減災事業債」を活用できます。

 以上の理由により、日本共産党習志野市委員会並びに日本共産党習志野市議団は下記事項を強く要望します。

 

 

小・中学校の特別教室と体育館に早急にエアコンを設置すること。

 

以上