あれは高校1年生の5月くらいだったかな
宿泊研修明けの休養日
中学時代のツレは当然学校で自分だけが暇
当時、15歳の若きおまんは覚悟を決めた
そう
パチンコデビューよ
昔から勝負ごとが好きでさ、パチンコには興味があったのよ
もちろん怖い
未知なる世界の賭博場
でもさ、持っていく金額以上負けることはないだろ?
二千円だけを財布に入れて近所のパチ屋にチャリで一人で突撃してみた
ちなみに自分は童顔だし、見るからに学生ぽく見えたはずだが、咎められたら帰ればよいと安易に高をくくっていた
平日の昼間、店内は混み合ってはいない
後ろめたさからか、一番端のシマをチョイス
多分だけど、この台な気がする
千円札を二枚500円玉に両替し、ちょうど右隣にオバチャンが座ると同時に着席
オバチャンの動作をチラ見しながら、台間サンドの球貸機に500円玉を投入
ザララララ
両手一杯の球を上皿へ移し、いざ遊技開始!
ピキシーン!
ピキシーン!
ピカピカポヒューン!
よくわからんけど球が増えてきた
何がどうなっているのかは理解できなかったが、下皿から箱へ球を移す行為を繰り返すうちに気がつけば一箱満タンになっていた
オバチャンにこれがいくらくらいになるか尋ねると…
「五千円くらいだよ」
(多分2500発箱で2円交換)
まぁ、ビビったね
30分くらいだぜ?
500円が五千円?
その後、どうやって球を流し、カウンターで特殊景品に交換し、換金所で五千円をゲットしたのかは記憶にないが、いわゆるビギナーズラックを体験したデビュー戦となった
余りにも簡単に勝ったことが衝撃的すぎて、この後しばらくパチンコは自粛するのだが、中学時代のツレ連中が次第にパチンコデビューを果たすようになると自分も二匹目のどじょうを狙いに行く…
まぁ、その話はまた今度だな
ちなみに、この頃は…
たとえば~♪
あとはきんさんぎんさんとかも話題だったみたいだな
んじゃ、またいつか✋