飛行状態の証言

300ノット(555km/h)も無い速度で、
YS11のプロペラ機位、先ずジェット
機が飛ぶ速度では無く、かなり遅い
速度で、やはり真っ直ぐ飛ばず、フラ
フラ飛んで行くのが、ビデオ信号から
もはっきり分かる。

航空関係者



18:32頃 富士山大野路キャンプ場にて
「随分低く、左右に揺れながら飛ぶ」
のが、目撃されています。

富士山中腹でアルバイトの住み込み
の人が、帰宅する途上でふらふらと
飛ぶJAL123便を見る。
「その飛び方は、飛行機(ジェット機)
とは思えない」と証言しています。

「あの〜、山のね、低い・・」

「ほんとに一番低いところぐらいだねぇ」
「それをこう、出てきて」
「出てきたらぁ、すぐ旋回しはじめたんですね」
「こういう風にこう走ってきちゃ、こういう形に」
「なるんですね真横に」


「ほいでまたすぐ、こう、平らになってほいで」
「またこうなるんですよね」
「だからそれを5、6回続けてねぇ」

「おかしな飛行機だ、おかしな飛行機だと」
「思ってとりあえず、感心して見てたんですよね」
  小林 勝蔵氏

 「川下より低空で左翼を大きく 
落とし斜めに落ちて来る感じで…
 直ぐ翼を取り戻し通り過ぎ 北西山並みへ」
西多摩郡の奥多摩町日原 
前田 清志巡査長(29)


 「黒い煙を吐きなから、エンジンを 
一杯に噴かしたらしくて、煙が凄かった」 
奥多摩町 山崎 啓一氏 

「フラフラというような感じですよね
飛び方は非常に不安定な飛び方で、
あんな、あの大きなジャンボ機が、
あんな、速度でよく落っこちないで
飛んでるなっていうのを速度で、し
かもエンジン音も、非常に低い」
 鶴田 太美氏

キビキビした飛行状態の機体

「夕方、6時45分(18:50)頃南の方から
ジェット機2機ともう1機大きい飛行機
が飛んで来たから、慌てて外へ出て見た。
そうしたら神社(乙父神社)のある山の上
を何周も回っていた。(中略)それから又、
見ていたら、ジェット機2機は、埼玉県
(18:55]の方へ行って仕舞いました」
【日航機墜落事故についての文集。
「小さな目は見た」
(上野村立上野小学校)から】

8月12日のあの日は、お盆前で仕事が忙し
く、何時も17時半で終わる予定が18時30分
になってしまった。 「タイムカードに打刻
をして階段を下りて外に出た瞬間、『キャー
ン、キャーン』と二度、凄まじい女性の金切
り声の様な音を聞いた。

絶叫マシーンに乗った人の悲鳴の様な凄い
高音で、驚いて頭上を見上げると目の前を
低く右斜めに傾きながら飛行しているジャ
ンボジェット機が見えた」 「丁度会社の
地内で前方に東明高速道路が見える位置だった。

自分の背中側から飛んできたジャンボ機は白い
塗装に日航のシンボルカラーである赤と紺の線
が入っていた」 「駿河湾の方向から富士山のあ
る北の方角に向かって、ゆっくりと右旋回しな
がら飛行しており、はっきりと窓も見える程、
高度が低い状態だった。 飛行そのものは安定
している感じだった。  小林 美保子氏 


FOCUS誌のT記者は、長野県の別荘にいた
知人から「少し前に凄い音で飛行機が飛ん
でいった」という電話を受けた。T記者は
前日まで、そこで久しぶりの休暇を楽しん
でいたのであった。 私もアウトドア雑誌
の取材で八ヶ岳方面や南相木村のあたりの
地理には詳しかったので、T記者と2人で落
ち合ってともかく現場(その時点ではまだ墜
落現場が確定できなかった)近くまで行く事
になり、午後8時半頃に東京を出発し、車で
南相木村に向かった。

事故当日夜のTBS緊急ニュースで、長野県南
牧村の別荘で、123便の目撃証言があります
が、公式の航跡図では有り得ないコースです。