元航空自衛隊メディックK氏の証言。

元メディックの実任務出動の記録



航空自衛隊の救難任務に携わる隊員は、
アクチャル・ミッション(実任務出動)
の事を簡略化して、アクチャル(アクチ
ュアル)又はミッションといいます。

「米軍より第一報としてJAlL123貨物室
ドアの不時落下、現在飛行中と、情報が
入り出動準備にかかる」

改編され米軍が、消去されて、隊オ
ペレーションに変更されてます。
貨物室の付近、焼津や藤枝市で目撃
された米軍機体を思い起こさせます。


米軍との繋がりを消して行く試みか?

「19時5分頃、日航ジャンボ機墜落炎上
中、近くを飛行していた米軍機が確認
した。場所は群馬県の山中の模様との
第2報が伝達された」

正確に群馬県の山中と伝達されています。


「同時に緊急発進のベルが鳴り、第1次
クルーは遭難予想地点へと発進して行
った。私は約1時間後、第2次出動ク
ルーとして救助機への搭乗を命ぜられ
茨城県百里飛行場を離陸した」

「約1時間飛行し埼玉県熊谷市の北西部
付近に到達した時(21:05頃)、機内に
航空燃料のような匂いが漂い始め、機
長に報告すると、『日航機が炎上してい
るところから発生している煙の匂いで
ある』との応答があった。操縦席から
前方を覗き込むと煙の棚引いているの
が確認できた」

「異臭を感じながら飛行を継続すると、暗
い夜空を背景にして黒く連なる山々が見
えてきた。その連山の少し低い稜線の尾
根の中腹部に鈍い灯りを発見した。直感
的に、炎上している墜落現場である事が
判った。機長に報告すると『了解、イン
サイト(視認)』『救難員は直ちに機外
進出の準備をせよ』との指示があり、5
分で準備を完了し偵察態勢に入った」

「救難員の機外進出地点と同地点への進入
経路上の障害物等を把握する為、高々度
偵察を開始した。上空から見る墜落現場
は、地表から無数の火柱が次々と湧き出
るように立ち昇り、それが一つに合体し
巨大な火炎となり、黒煙を伴って激しく
炎上していた」

 


火柱が上がるとは、人為的な様子を窺わ
せる描写です。  炎上中なら未だしも、
火炎放射器での措置中とさえ思えます。