18:45:46
「操縦不能になった」JAL123
事故当日のCBC JNNニュース
ニュースデスク
田畑 光永アナウンサー

右旋回出来ずに、真っ直ぐ飛んで
入間基地で、ライトターンを行います。

123便が入間基地上空で目撃された
(朝日新聞社「日航ジャンボ機墜落」P.41)
入間基地の着陸を試みた訳
では無いのです。

当時はGPSは無いです。
飛行機は地上施設から発信された
電波を受信することで、自分の位置
を知り、向かうべき方向を判断して
いました。  発射された電波を
手繰り寄せるように、地上施設を
電波の道で繋ぐように、経路を
決めていたのです。

入間  TACAN  周波数1004MHz  
識別信号YLT入間基地の上空を、
123便が経由します。

VOR/DMEの電波を受信できれば、
飛行機はVOR/DMEアンテナからの
距離と方向が判り、それによりパイ
ロットは自機の位置を、把握する事
ができます。

ですが、123便は垂直尾翼の6割(実際
は5割)を失いVORアンテナも喪失しました。



18:31以降、ニ度の緊急降下(18:34、
40)も持ち堪えますが、急降下(18:
50過ぎ)させられた際に脱落した可
能性は高いです。

リクエストポジションを18:54要請
前で自機位置を見失っていません。

この垂直安定板を本当に

海上で発見したのでしょうか。

VORアンテナが無かった事になり

東京管制部に連絡出来無かった筈です。

群馬県より搬出して海上で回収した事

にしたかった理由は?



西武東上線付近で更に、右旋回し、
北側滑走路は、北か、西側からしか
着陸が出来ず、更に青梅市でUター
ン(ライトターンを2回)の必要があ
ります。 そして、横田基地の北側
KATANAポイント上空を3000フィ
ートで進入します。
    18:50頃着陸予定

ですが•••
青梅駅上空付近で、御岳山の方向に
左に機首が逸れて行き、操縦不能を
伝えます。 (伊豆半島と同じ)
本当は、真っ直ぐに飛び右旋回を
し無ければ成りませんでした。



JAL123擬装機とファントム2機の
5ないし6分の横田周辺での旋回
横田基地周辺での、在空周回は、
青梅線の福生、東福生駅を北端と
し、八王子市立ひよどり山中を南
端とする、縦長の楕円軌道になる
と思われます。

目撃証言でも、2回やり直した様です。
(ファントム2機が、123便の着陸を阻止
したと言う人達もおりますが、目撃者達
は、そんな状況を観てませんし、通信の
傍受もされていません)

東京ACC 18:45レーダーで、座間市北東
33km、高度15000フィート(4572m)
は、JAL123擬装機になります。


この写真の前に、20度の急降下と40度の上昇が

確認されていますが、VORアンテナは落下した

可能性は高いです。



が、上の検証は垂直尾翼の角度は不自然

にも、観えます。 事故調査報告書に沿

った解析にみえます。 もっと残存して

いた可能性が高く思います。