シベリアで発掘されるマンモス

大洪水の際に多くの動植物が、氷の中に閉ざされ
モリス、ボードマン、クーンツ共著『科学と創造』
に述べられている様に、

「大雨は、高緯度では雪と氷の形をとり、巨大な
氷河を造り、マンモスやその他の生き物を、
突如として凍死に至らせた」(52頁)のです。

実際シベリアで氷づけで発見されたマンモスは、
その突如とした凍死を物語っています。

マンモスの雄は勃起して死んで居り、大気圏
上に存在した聖書中の天蓋が崩壊してマイナス
40度以下の寒気を吸い込み窒息死させた様です。

今日も、シベリアには約5000万頭ものマンモス
が氷漬けにされていると言われていますが、
マンモスは元々極寒の地に住む生物ではなかった
(極地に住む動物が持つ油を出す腺を、皮膚に
持って居りません)

又、氷漬けで発見されたマンモスの口と胃の
中には、金鳳花などの青草が見付かりました。
即ちマンモスは、(次第に)氷河が来て、食物が
なくなって死滅したのではありません。

マンモスは温暖なところに住み、青草を
食べていました。そしてまだ青草が口と
胃にある時に、突如として大洪水に襲われ、
凍結してしまったのです。


『サタデー・イブニング・ポスト』誌は、
「凍りついた巨大生物の謎」という記事の
中で、次のように述べました。

「(北極圏の氷原の)大部分は、厚さ300m
以上の、ごみの層で覆われている。
この層は、色々な物質の集まりであるが、
その全ては凍りついて堅い岩の様になっている
・・・・そして大量の骨、および動物の死骸全体を
含んでいる場合もある・・・・このごたまぜの中から、
氷を解かして取り出された動物の名前を書き出せば、
数頁になるであろう」、「これらの動物の遺骸は・・・・
その地域全体に散らばっていた・・・・これらの動物の
多くは、まだ完全にみずみずしく、無傷であり、
しかもまだ直立か、少なくとも、膝をついた姿勢
になっていた」。

「我々のこれまでの考えからすれば、これは実に
衝撃的な事実である。良く肥えた巨大な動物の
大群が、日の当たる草地で静かに草をはみ、
我々であれば上着さえいらない暖かい所で、
ゆったりと金鳳花の花をむしっていた。

これらは極寒の土地に住む動物ではなかった。
所が突然に、此等の動物全てが、表面的には
何の外傷も受けず、しかも口に入れた食べ物を
飲む暇なく殺され、そののち急激に凍結した
のである。それらの動物の細胞は、今日まで悉く
保存されていた」(1960年1月16日付 39.82.83頁