昼間のSNSニュース配信記事を見て、思わず怒り心頭してしまった。

 

警視庁が、センターラインのない街区内道路(通称・生活道路)の制限速度を、今までの60キロから30キロへ引き下げる方針を固め、6月29日までパブリックコメントを受け付けると言う。

 

警視庁は「歩行者・自転車の安全確保をより高めるため」と、今回の改正案を説明するが、行き過ぎた歩行者・自転車の保護により、今道路上で何が起きているか警視庁は解っていない。

 

スマホ検索に没頭し、信号が変わってもノロノロ歩く歩行者、道路交通法及び道路車両法違反の高速電動自転車の検挙を一向に進めず、自動車運転者ばかり道路上の理不尽さを押し付けるとは何事だろうか?。

 

そもそも街区内道路を30キロでしか走れなくなった場合、宅配便やフードデリバリーの配達制限につながる可能性もある。「働き方改革にあわせて」という警視庁幹部の説明には首をかしげるばかりだ。

 

そもそも職業ドライバーたる「二種免許取得者」の目から見れば、「道路利用不適格者」ともいうべき人が、この10年で急速に増えている。「続・多事争論」の評論で度々指摘するいわゆる「利己主義者」の急増に併せて、危なっかしい「道路利用不適格者」が急増してるような気がしてならない。

 

そうした人達により起因する交通事故が、やけに増えてる・・・とは自宅のあるマンション内住人で、長年埼玉県警察の交通課に勤務する某氏の指摘だ。果たして自動車側だけに、責任の一方的擦り付けだけで、交通安全は保てるのだろうか?。

 

少なくとも、こういうなら、桜田門近くで深夜乗せる吾人から「早く行け」と怒号を掛けられなくなることを期待するばかりだ。