「Drスランプ・アラレちゃん」「ドラゴンボール」などの原作者である漫画家・鳥山明さんが、今月1日に急性硬膜下血腫のため、68歳の若さで亡くなっていた事が、先程事務所より発表となった。今年9月には、ドラゴンボールの完全新作アニメがスタートする予定だった。本人は、その公開を見届けられず、無念千万だったに違いないだろう。

 

愛知県名古屋市出身の鳥山さん。子供の頃から絵を描くのが好きで、高校卒業後広告代理店の勤務を経て「週刊少年ジャンプ」のギャグ漫画懸賞に応募。入賞はしなかったもの、編集者の鳥嶋和彦氏に才能を見い出され、以後、日本を代表する漫画家への階段を登って行く。

 

「Drスランプ・アラレちゃん」「ドラゴンボール」を相次いで発表。「週刊少年ジャンプ」の1980年代~1990年代の隆盛を支える代表作となった。

 

両作品ともアニメ化。一躍、爆発的ヒットとなり世界をも席巻。「ジブリアニメと共に国際的日本アニメブームの火付け役」とも鳥山さんを表する関係者も居るほど。

 

しかしながら、世界的なアニメと言えど名古屋名物「ういろう」「あんかけスパゲッティ」等が作品内に登場するなど、地元名古屋を大事にする鳥山さんの「粋な」仕掛けも散りばめられていた。

 

それにしても、早い・・・早すぎる68歳とは。

私同様「脳疾患」により、ラオウ様じゃないが「昇天」された鳥山さん。それにしても、こういい人って、なんでこうも早く逝ってしまうのだろう。国民の税金をネコババして今なおシラを切りまくる安倍派議員に、天罰は下らないのに、「日本の宝」鳥山先生を天は召された。テレビじゃないが「不適切にも程がある」。

 

鳥山さんの、心からのご冥福をお祈りするとともに、「不適切にも程がある社会」の一刻も早い是正を心から祈りたい。