『先日、日本の編集者が小包を送ってくれました。しかし配達時に私が留守だったため、ポストに不在票が入っていました。
「最寄りの郵便局に保管」と書かれていたので、身分証明と住所証明を持って郵便局に行きました。そこで問題発生。小包の宛名は「宮田」ですが、私の身分証は婚姻姓となっており「本人確認ができないので小包を渡せない」というのです。
私は20代から「宮田華子」の名で働いていますが宮田は旧姓です。日本の法律上配偶者が外国人であれば夫婦別姓が可能ですが、私の夫は日本人。出張の多い会社員の夫が二つの姓を使う不便を考え、私が姓を変えました。
英国郵便は住所優先で配達されるので、通常はどの姓でも郵便は届きます。しかし医療や銀行など公的に登録されるのはパスポートに表記される姓です。日常生活で旧姓使用はほぼ不可であり、自分のアイデンティティーである姓が使えない違和感を抱え続けています。
郵便局員に日本で夫婦別姓ができないことを説明すると「信じられない」と驚き、「あなたの顔は見覚えがあるので今回は見逃します」「早く法律変わるといいね」と小包を手渡してくれました。
なかなか実現しない選択的夫婦別姓。海外在住者も困っています。』(しんぶん赤旗4月25日号)




ホントに、外国では、別姓であるがゆえに、多くが、家族の絆が失われているというのか。日本では同姓であるがゆえに、家族の絆が維持されていて、離婚とか虐待が有意に少ないとでもいうのか。
どうも、夫婦別姓は不自然だから、自分達はいやだ、やりたい人は勝手にやったら、というんならまだしも、こんなことは、けしからん、これは、何が何でも許さない、というんだからな。
ホントに頑迷固陋なヤツ、と笑っては済ませられない。ホントに不自然不自由、ホントに困る。ほとほと。
こうして外国でも日本の後進性がじわじわと、伝えられているんだろうな。原発、あれだけの大事故を起こしても、平然と再稼働をめざす、あれだけの技術大国であったものが、最近サッパリ名前が上がってこない。
世界中からお見限りのご託宣。まぁ、かわいそうだから、G7の議長国でもやらしとけってなもんか。あとは軍事で打開、とばかり、国際連盟ならぬ国際連合も離脱ってなことにならねばいいが。
というか、まぁ、話を元に戻して、まずは、夫婦別姓への法改正の早期実現を主張していきたい。

 

 

今日も元気にやりましょう