『原子量規制委員会は24日、原発などで想定する最大の地震の揺れ(基準値振動)の審査に用いるガイドの改定案を了承しました。基準地震動の地震規模を求めるための経験式について、「経験式が有するばらつきも考慮されている必要がある」としていた表現が削除されました。
“ばらつきの考慮”の表現をめぐっては大阪地裁が関西電力大飯原発に対する規制委の許可の取り消すとした判決が、規制委の判断を不合理とした根拠として引用。
判決は、関電が策定した大飯原発の基準地震動に対し、ばらつきを考慮して地震の規模に何らかの上乗せを売る必要性の検討をしていないと指摘しました。』(しんぶん赤旗2月28日号)



要するに、自然のばらつきなど考えずに、この原発は、ここまでならセーフ、これ以上だとアウトにしようという、まぁ言わば、人間の浅知恵至上主義を貫徹しようとする、その浅知恵の上塗りとでもいうか。
規制委が、規制をバシバシというか、ちょっとずつちょとずつ緩めていって、どんどん原発を作りましょう、の政権の思惑の一環。忖度がここでも。
まぁもちろんこの規制委の不当性(ていうか、自然現象に対する不遜な態度)をアピールし、原発推進派の思惑とやり口をしっかり心に止め、反撃していきたい。

 

 

今日も元気にやりましょう。