『今NHKでは前田晃伸会長の大号令の下、人員削減・経費削減の嵐が吹き荒れています。今回の北海道の地域情報の発信を7局から4エリアに変更するのも、ドラマ制作を名古屋局から撤退するのも、効率化と人員削減の一環でしょう。
公共放送には経済合理性からは抜け落ちてしまう、マイノリティーや地方の声を伝えるという重要な役割があります。しかし、経済界出身の前田会長は、経費削減のための構造改革には熱心でも、放送番組にはあまり関心がなく、「公共放送の価値や役割」についてまじめに考えたこともなさそうです。
NHKが、前田氏が社長だった時代の改革によって、システムが崩壊してしまった「みずほ銀行」のようにならないことを祈ります。』(しんぶん赤旗1月24日号)




もともとの思惑が、「地域情報発信の充実と、効率的な事業運営と両立させる」(広報・事業部)だって。今、両立できてないんかよ。
ハッキリ言って、人員の削減、情報発信の弱体化に導くもの。その危険が現場で進行していることからか、去年の4月、室蘭、北見、釧路の三市長がNHK理事に面会、現行のローカル枠と人員体制などを継続するよう要請している。やっぱ、それ突破するつもりだな。
名古屋のドラマも「中学生日記」は50年続いて10年前に終わったようだが、企業ドラマも多く送り出してきたのに。何たること。
公共放送の役割が、効率経営の名のもとに、変質させられていく。災害の発生時の対応にも、心配だと指摘されるところまで来ている。
再編についてのわれわれの監視もしっかりしていかないと。

 

 

 

今日も元気にやりましょう。