京都の宇治田原町にある「正寿院」を初めて訪れました。

以前から訪れたいと思いつつも、公共交通機関を使って行くには非常に不便な場所にあり、車で行くにしても一人で行く気になれなくて訪問を見送って来ました。

今回、たまたまその話をした知人女性が一緒に行ってくれることになり、ようやく拝観が叶った次第です。

 

このお寺は「風鈴寺」とも呼ばれており、毎年6月から9月(今年は9月30日まで)にかけて、境内におよそ2,000個の風鈴が飾られ、参拝者の目を楽しませてくれています。

季節の草花(造花)を硝子風鈴に閉じ込めた「花風鈴」やカラフルな色硝子風鈴など、見た目にも涼しげで、風が吹くと一斉に涼やかな音色を奏でて耳に心地よく響いて来ます。

見所はたくさんありますが、中でも客殿の極彩色の「花天井」と女性に人気のハート型の「猪目窓」は必見です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

光の当たり方で虹色に変化するシャボン玉のような硝子風鈴

 

愛らしい童地蔵(わらべじぞう)と風鈴

 

 

 

客殿の美しい花天井

 

その下にあるハート型の「猪目窓」

 

この猪目窓から見える景色は、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色

四季折々に美しいハートの景色を見ることができます。

 

車で行くのがベストですが、風鈴まつり期間中は土日祝限定で京阪宇治駅、JR宇治駅からバスが運行されています。

但し、本数が少ないので運行スケジュールをご確認ください。

不便な場所ですが、一見の価値はあります!