鮮明に覚えているが、小学生の頃、いとこと叔母が実家に遊びにきた際に、やらなければならないことがあったので、すぐ居間に行くことができなかった。

 

20分ほどしたあと、居間に顔を出し彼らにあいさつをしたところ、叔母に開口一番に言われたのがこれだ。

 

「勉強してたの?エライわね」

 

なんだったか忘れたが、勉強をしていたわけではないが、まるで勉強をすることが悪いことのような印象を受けた。30年経っても覚えているのだから、それほどショッキングなことだったのだろう。

 

叔母にとっては何気ないひと言だったのだろうが、子どもは真剣に受け止めてしまうものである。

 

今度叔母に会ったときにでもこの話をしてみようと思う。覚えてないだろうけど。