インディゴ沼から抜け出せない。


あーちゃんです

こんにちは( ˆoˆ )


ドラマ「インディゴの気分」6話すべてが

配信されまして、改めてこのドラマの感想、

魅力を語り尽くしたいと思います!

※ネタバレあります。

あと、長くなります。笑





まずは何度も言っていますが役者陣が

素晴らしかった。

主演の竹財輝之助さん、吉田宗洋さん、

脇を固める他の役者さんもすべて。

モブが棒だったりするとそれだけでドラマの

空気を壊してしまったりしますからね、

そういった意味で端から端まで妥協のない

ドラマでしたよ。

城戸の会社の社長もいい味出してたなぁ。



わたしのブログやTwitterを覗いてくださって

いる方はよくご存知かと思いますが、もう

とにかく竹財さんに夢中になりまして。

かっこよくて、美しくて、木島そのもので。

彼の好きなカットが山ほどありますよ。


(タートルネック萌え…♡)
(タクシーの中のキスシーン…♡♡)
(ああ…もうエロスの極み…)

(あまり濃厚なシーンは載せられないので
このへんにしておきます…)


このドラマの成功の一因として、彼の人柄が

いい影響をもたらしていると思うんです。

明るく人懐っこくて場の空気を和らげる

人間性。

そして芝居に妥協をゆるさないストイックさ。

彼の人間性とお芝居への想いが吉田さんや

猪塚くんとの現場での信頼関係を築き

最高の映像をつくった。

もちろん監督ともね。

わたしはそう思います。




竹財さんゴリ押しなわたしですが。笑

今回のインディゴの気分に関しては

吉田さんにMVPをあげたい気持ちです!



城戸が別れたはずの彼女とヨリを戻したこと

を隠しながら木島と関係を持っていた、

更には自分の私利私欲のために木島を売る

ようなマネをしていたことが木島に

知られてしまうこのシーン。


木島に最低だ、プライドのない薄っぺらい

人間だとなじられたときのこの表情。



"みんながお前みたいに
生きられると思うなよ"





声を荒らげ、

痛切な想いとともに吐き出されたセリフ。


竹財さんも絶賛したシーンです。

悔しさと、腹立たしさと、申し訳なさと、

いろんな感情が入り交じって彼の瞳から

涙となってじわじわと溢れてくるのです。

本当に素晴らしいシーンです。



吉田さんはずっと舞台を中心にやられてきた

役者さんなので、「目の動きで演技しろ」と

監督から何度も言われていたそうです。

吉田さんの表情、ほんとによかったですよね。



役者さんの表情であったり細かな所作で

あったり、画角であったり、うっとりと

見入ってしまうほどワンカットワンカットが

とにかく美しくて。

映像美というのもこのドラマを繰り返し

観たくなる要因ですね。



音楽の使い方もよかった。

劇中で流れる音楽も、前作に引き続き歌って

くださった鬼束ちひろさんの主題歌も。


主題歌「End of the world」

この曲がこのドラマのために書き下ろされた

曲なのかはわかりませんが、歌詞のところ

どころに登場人物たちとリンクする部分が

あって。


"貴方を少し守れるならば
なんだって賭けよう"

これは城戸が仕事を取るために体を張った

木島の一途さが見えるし、

"明日がずっと来なくても"

という歌詞は木島の「明日なんてあるのか」

というセリフを彷彿させる。


サビの

"こんなに汚れた背中でも
ちゃんと押してくれると言った
貴方がここに生きてることが
今はただ嬉しい"

は城戸にも木島にもかかっていると思った。

お互いに欠けている部分があって、

ひとりではどうにもならなかった部分を

相手が押してくれて。

二人は共に生きる選択肢ができなかったけど

それでもあなたがここに存在していることが

嬉しいと。




ああ…!



どちらかが「好きだ」とひとこと言えたら。

あともう少し素直になれたら、違う未来が

待っていたかもしれないですね。



観ていた人全員が「おい、城戸…!」って

言いたくなる場面がいくつかあったと思う

のですが…笑

わたしたちはBL慣れしすぎてしまって

男が男に告白することに違和感を感じなく

なっていますが、本当は、一般論で言えば

城戸の態度が普通なのかもしれません。

それに、これはわたしだから感じたこと

なのですけど、ちゃんと働いて結婚して

子どもも育てて真っ当に生きるって

すごいことだと思いますよ。

わたしは社会不適合者だし結婚不適合者だし

だからひとりで生きていくと決めていて、

木島も似たようなところがあると思うんです

けど、そういう人間からしたらちゃんと

社会に馴染んで生きるってことはすごいこと。





そしてそして。

最終話では満を持して猪塚健太くん演じる

久住くんが登場しましたね!

すごいなと思ったのが、久住くんの登場

シーンてラストのほんの数分だったんです。

だけどその数分で一気に「ポルノグラファー」

の久住くんと木島先生の空気感に戻された

感覚。




そこには絶対に城戸が入り込めない二人の

世界があって。久住くんが出てきたときの

安堵感が半端ないです。



でもね、

基本的に文句なしの本作ですが…強いて、

強いてひとつ言うならば、尺の関係上

致し方なかったのだと思いますが、久住くん

が最後のセリフを言うに至る経緯をもう少し

ドラマでも描いてほしかったかな…と。


原作ではあの二人が再会するまでは実は

2年半という時間を経ているのですよ。

木島は田舎へ戻り久住くんは東京で就職。

その間のやり取りは手紙のみ。

会うことも声を聞くこともなく2年半の

あいだずっと久住くんは木島を想い続けた。


そうしてようやく再会して、就職して一人前

になってからちゃんと伝えたかったのだと、

改めて「つきあってください」と告白する

んですね。

そこを経てのあの「あなたはやっぱり特別な

人だから。これまでも、こらからもずっと…」

というセリフにつながるわけです。


これがあるとないとでは言葉の重みが全然

違ってきますから。

そこだけが、最終話だけ尺を延ばしてでも

描いてほしかったという気持ちはありますね。




さあさあ。

最初に宣言した通り長くなってしまいました

のでそろそろ締めましょうかね…笑

インディゴを踏まえた上でポルノグラファー

をもう一度最初から観てみるとまた面白い

発見がありますよ。

木島が含みのあるセリフの言い方をして

いたりね。笑

それもポルノグラファーを撮影する段階で

竹財さんと吉田さんがインディゴの気分も

読んでいてくれたからで。

ポルノグラファー→インディゴの気分と

時系列が逆だったのに違和感を感じないのは

役者さんと監督の本気度のお陰ですね。

そして何より

久住くんが可愛いよおぉぉぉぉ…っ!!!!!



もうこうなったら一場面たりとも見逃したく

ないと思って、先日ポルノグラファーの

ブルーレイをポチってしまいました。笑

2~3日中に手元に届くと思いますので

未公開シーンや愛欲映像集をしっかり

堪能したいと思います♡

インディゴの未公開シーンも見たい…!

とてもここには載せられないけど、本当に

竹財さんの肉体美♡とか喘ぎ声♡

とかリップ音とか♡♡♡

満載な最高の作品なので是非みなさんにも

観てもらいたいです!!

BL実写の最高傑作ですよ。



長々とお付き合いいただき、

ありがとうございました!

(最後まで読んでくれた人なんているのだろうか…?)



あーちゃんでした( ˇωˇ )