さてさて………………
【狛犬】
社伝によると、創祀年代は平安時代、淳和天皇の天長2年(825年)7月22日とされ。浦嶋子を筒川大明神として祀るのが始まりであると伝わる。
【狛犬】
『宇良神社』とも呼ばれ、延長5年(927年)「延喜式神名帳」所載によると、『宇良神社(うらのかむやしろ)』と記されている
【拝殿】
伝承によると、淳和天皇は「浦嶋子が、雄略天皇22年(478年)7月7日美婦に誘われ常世の国へ行き、347年を経て、天長2年(825年)に戻った」との話を聞き、浦嶋子を筒川大明神と名付け、小野篁(おののたかむら)を勅使として社殿が造営されたとされる。
主祭神
■浦嶋子(浦島太郎)
相殿神
■月読命(つくよみのみこと)
■祓戸大神(はらえどのおおかみ)
現在も語り継がれている昔話『浦島太郎』は、最後に太郎が玉手箱を開け、おじいさんになってしまうという結末だ。
しかし
室町時代に『御伽草子(おとぎぞうし)』として書かれた『浦島太郎』では、少し結末が異なるというのだ
それは、おじいさんになった後、浦島太郎は「鶴」に、乙姫様は「亀」となり、永遠に結ばれる。
これはおじいさんになるという結末を悲劇的に捉えず、長寿や不老不死の象徴と捉えたためだと考えられる。
さらに、「鶴」から浦嶋大明神………つまり、神様になったと示唆されている絵巻物があるのだ
【拝殿】
大きな「亀」の甲羅がある
こんなのが
んっ
あっ
『カゴメ唄』の歌詞……………
「鶴」と「亀」……………
『かごめかごめ、籠の中の鳥は、いついつ出やる、夜明けの晩に、鶴と亀がすべった、後ろの正面、だあれ』
鶴(浦嶋子)と亀(乙姫様)がすべった………………
一説には、「すべった」は「統べった」と解釈出来、鶴および亀に象徴される者が、「統治した」ことを「統べった」と掛けているとも言われる。
【籠神社】がある丹後の国、それほど離れていない『浦島伝説』がある場所で、『カゴメ唄』の歌詞にある鶴と亀の話。
単なる偶然であろうか
『浦嶋神社 社殿大改修プロジェクト』
期間:2023年11月15日〜2028年11月14日
目標金額:20,000,000円
社殿は本殿、拝殿、中殿で構成されており、本殿は茅葺の神明造、拝殿は権現造となっている。
平成26年(2014年)4月25日には、社殿全体が国の登録有形文化財に指定された。
明治17年(1884年)の再建後、約140年が経過し、長い年月の間、雨・風・雪によっての痛みが激しく、さらに平成16年(2004年)の台風23号による倒木で本殿に右寄りに傾き、歪みが生じてしまっている
後世に伝えていくために、本殿の解体修理、基礎工事、防災施設整備を行うという。
皆様も、支援までいかなくとも【浦嶋神社】の存在を知って頂き、是非足を運んでみて下さい
【社務所】にて御朱印も頂きました
「宇良神社」の文字も歴史を感じる。
もちろんもちろん初となる
浦島太郎に玉手箱
ここで道の駅のおじさんともお別れ
『じゃ、わしはそろそろ帰るわな。』
このおじさんとの出会いに感謝
このツアーをより思い出深いものにしてくれました
桃太郎や浦島太郎…………
昔話にも、その元となる人物や物語がある
そんな場所に来れたことに喜びを感じる
日本はいいなあ