さてさて…………………
我々は【籠神社(このじんじゃ)】の奥宮(境外摂社)を目指して歩く…………………
籠(かご)と書いて(この)と読む。
遥か昔にユダヤ人が日本に渡ってきたというココロが興味を持つ日ユ同祖論において、極めて重要な鍵を握っていると言われているのが、【籠神社】なのである
【籠神社】の裏社紋は「六芒星(ダビデの星)」であり、ユダヤ教との繋がりを示す証拠だと言われている
【眞名井神社(まないじんじゃ)】
京都府宮津市江尻
ついにこの地にココロは立った。
【眞名井神社】入り口付近に置かれた石碑には、かつて「六芒星」の紋章があったという
この石碑は、神社の祭神や由緒などが刻まれ、もともとは土中に埋もれていたものを掘り起こし、新たに造り直したものといわれる
現在は、「六芒星」があった部分に「三つ巴紋」の社紋(表社紋)がおそらく上から被されている。
確かに、文字とのバランスなどが明らかに不自然な状態である
【狛龍】
「五芒星」…………
ユダヤのダビデの星、日本でいう籠目紋(かごめもん)。
これは【籠神社】の裏神紋ということだったが、マスコミで報道されると大騒ぎになったという。
そのため、現在では【籠神社】の神紋(表)である「三つ巴紋」に変更されている。
【伊勢神宮】の参道に立ち並ぶ燈籠にも、以前「六芒星」が刻まれていたという
ユダヤでは古代から民族の紋章として使われてきた。イスラエルの国旗はまさにこの「六芒星」で、「ダビデの星」と呼ばれている。
ただし、残念ながら現在は、もうその紋章が入った燈籠はない………………
昭和62年(1987年)、【元伊勢籠神社】に集まった取材陣60名、4機の取材ヘリが上空を飛ぶ中で会見が行われたのだ。
会見を開いたのは【元伊勢籠神社】の宮司(海部氏)と学者グループだったという。
会見で発表されたのは、【籠神社】に2,000年以上前から伝わるふたつの「鏡」の存在であった。
息津鏡(おきつかがみ)と邊津鏡(へつかがみ)である
ふたつの鏡は、古墳などから出土したわけでなく、宮司家に代々受け継がれてきた「伝世鏡」として国内最古のものとされている。
この鏡についても、またいつかブログに書きたいと思う。
今回は………………
『カゴメ唄の謎』
目隠しをしてしゃがんだ子供を中心に、数人が手を繋いで輪になり、唄をうたいながら回る。唄い終わったとき、目隠しをした子供が後ろの子供の名前を当てる。民俗学では地蔵遊びとして知られ、全国でいろいろなバージョンで伝承されてきた。
その歌詞は………………
『かごめかごめ、籠の中の鳥は、いついつ出やる、夜明けの晩に、鶴と亀がすべった、後ろの正面、だあれ』
はっきり言って、意味は不明である。
『カゴメ唄』は、もともと【籠神社】に伝承された暗号唄であり、そこにはけっして表に出ることのない極秘伝が象徴として幾重にも組み込まれているという
鍵となるのは「籠」。唄の中に出てくる「籠」とは、まさに【籠神社】のことを意味している。
よって、「籠の中の鳥」とは【籠神社】の祭神を示していることになる。
【籠神社】の祭神は天火明命と豊受大神。
極秘伝によると、豊受大神は丹後に伝わる羽衣伝説の天女であり、地上に降臨する際、籠の中に入っていたという
つまり、「籠の中の鳥」とは、まさに豊受大神だったことになる
その豊受大神を祭神とする【籠神社】の社紋(神紋)、特に裏紋は『六芒星』、すなわち『籠目紋(カゴメ紋)』なのだ。
「カゴメ唄」のかごめかごめとは、まさに【籠神社】の裏社紋を意味しているというのだ
そして、「籠目紋」は世界的にユダヤの象徴、「ダビデの星」として知られる。
【籠神社】はユダヤ教とどのような関係があるのか想像や妄想は尽きることがない………………。
※「カゴメ唄」に関しては諸説あります
このツアーで、この後も「カゴメ唄」について少し気になったことがあるので、「カゴメ唄」についてはまた
そんなこんなでテンションが上がりまくりなココロ。しかも、【籠神社】【眞名井神社】も境内撮影は禁止
ってな訳ではないけれど、来る前からココロが決めていた【籠神社】の御朱印帳を購入
すると、1ページ目に両神社が入る御朱印を頂きました
もちろん
もちろん初となる
さらにさらに………………
第83代宮司の海部光彦氏が著した書籍
『元伊勢籠神社の略史と神道哲学』
『元伊勢の秘宝と国宝海部氏系図』
を購入。こちらも来る前から計画していた
宮司家海部氏の系図。神社側では「籠名神社祝部海部直等之氏系図」と呼称。
平安時代初期の書写で、現存では日本最古の系図とされる。昭和51年(1976年)6月5日国宝に指定。なお、系図の所有者は【籠神社】ではなく宮司家であるという。
何か【籠神社】【眞名井神社】の魅力について、まだまだ語り尽くせていない歯がゆさがあるが、この辺りで
我々は、次の目的地へと向かった……………
続く…………………。