さてさて…………………
【宮津海産センター瑞松苑】にて、『海鮮丼』の贅沢ランチを済ませた我々は、次なる目的地の駐車場に到着した………………
ココロにとっては、ある意味今回のツアーのハイライトとも言える場所だ。
到着したのは…………………
【元伊勢籠神社(もといせこのじんじゃ)】
京都府宮津市字大垣430
丹後国一宮である
社伝によれば、現在【伊勢神宮外宮】に祀られている豊受大神は、元々は「真名井原」の地(現在の奥宮真名井神社)に鎮座したという
この地は「匏宮(よさのみや)」と呼ばれたとし、第10代崇神天皇の時、天照大神が倭国笠縫邑から遷り、豊受大神を「吉佐宮(よさのみや)」という宮号で4年間一緒に祀られた
そしてその後、天照大神は第11代垂仁天皇の時に、また豊受大神は第21代雄略天皇の時にそれぞれ伊勢に遷ったとされている。
つまり、天照大神と豊受大神を4年間一緒に祀っていたことから『元伊勢』と呼ばれる。
あの『天橋立』は、【籠神社】の参道とされているという
また、【籠神社】の宮司家は古来海部直(あまべのあたえ)と呼ばれ、かつては丹後や若狭の海人族を統率していた氏族であった。
丹後国造としての伝統を持ち、現当主は八十三代目にあたるという
祭神
主祭神
■彦火明命(ひこほあかりのみこと)
「天火明命」、「天照御魂神」、「天照国照彦火明命」、「饒速日命」ともいうとする。
相殿神
■豊受大神(とようけのおおかみ)
■天照大神(あまてらすおおかみ)
■海神(わたつみのかみ)ー社家海部氏の氏神
■天水分神(あめのみくまりのかみ)
社家一族には、現在では日本最古の系図「海部氏系図(国宝、平安時代の書写)」が残されており、彦火明命を始祖(初代)として、現宮司までの名が伝えられている。
「上宮」の奥宮【眞名井神社】に対して、本宮は「下宮」に位置づけられる。
【狛犬】
【神門】前の左右に立つ凝灰岩製の石造狛犬は、安土桃山時代の作で国の重要文化財に指定されている
神社側では鎌倉時代の作と伝える。
阿形の【狛犬】の右前足は割れて鉄輪が
嵌められているが、昔この【狛犬】が橋立に現れて悪さをしたので、天正年間(1573年ー1592年)に岩見重太郎が斬ったことによると伝えられている
もちろん初となる
境内は撮影禁止
さてさて、我々はいよいよ奥宮【眞名井神社】へと向かう…………………