G(じゃけ)7広島遠征③〜大野浦〜

さてさて……………

この日の夕刻、いよいよ所用も完了し、『JR広島駅』を出発し、JR山陽本線の電車に揺られココロが到着したのは…………

『JR大野浦駅』

広島県廿日市市塩屋一丁目

『宮浜温泉』への玄関駅でもある。

駅前には石碑がふたつあった

『史跡一里塚跡』

これは、西国街道の一里塚(昔々の道路に、一里(約3.927km)毎に設置した目印・距離感)がここにあったことを示しているという。

ちなみに広島市内の元安橋付近にある花時計の場所には『広島市道路元標』が設置されており、起点であることを示している。

この大野浦は起点から六里の場所になるようだ。

『JR大野浦駅』外観

もうひとつの石碑は、【今川貞世の歌碑】。

おおのうらの　これかととえば

やまなしの　かたえのもみじ　色に出でつつ

【今川貞世(了俊)】

鎌倉〜南北朝〜室町の時代の武将守護大名で、和歌や紀行文などの著作もある人物。

室町時代である1371年9月21日に、九州探題に赴任する際に通りかかったこの場所で、この歌を詠んだそうだ。

当時この場所は『大野浦』と呼ばれていたわけではないようで、現在でも地名は塩屋、海は大野瀬戸と呼ばれている。

しかし、鉄道開通時に駅が設置された際には、この歌から『大野浦』という名前をとったという事でこの歌碑が設置されている。

この日、お世話になる宿を目指しているとまたもや石碑に遭遇

【中丸次兵衛翁頌徳碑】

中丸次兵衛は、明治12年大野村議員に続いて戸長に就任。明治22年市町村制施行にあたり初代村長に選ばれ、累積した村債を整理し財政を整え、政治の基礎を確立し在任実に二十有余年。

その一生を村政に捧げた。

さてさて……………

いよいよお宿が見えてきたぞーーーっ

とにかく、翌日のために早めに就寝

お世話になったのは……………

【グローバルリゾート　オーノ　デ　ルーネ】

広島県廿日市市大野1丁目10−16

【廿日市市大野マンホール】

「妹背の滝」が描かれているマンホール。

『おはようございま〜〜す』

頑張って早起きして『JR大野浦駅』へ向かう…………

ここまで来たのは、もちろん『宮島口港駅』に近いからだ

さてさて、ようやく本格的な『広島観光』が始まります

どんな一日になるのか

自分自身でも楽しみで仕方ない

続く……………。