三重太平記ツアー②〜結城神社 其の二〜

【結城神社(ゆうきじんじゃ)】

三重県津市藤方2341

【拝殿】

右側には『建武中興十五社』の暖簾が。

あれ欲しいなあ

こちらの『建武中興関係神社』の写真は、奈良県の【吉野神宮】で撮影したものだ。

これで、三重県の【結城神社】またこの後に向かうこととなる【北畠神社】を知ることになる。

【社務所】

御朱印をいただこう

おみくじの「幸福な人には金の福神像が入っています」という文字に反応したFさんが『おみくじをやるーーっ』と言い出した

二人ともひくものだから、2020年の残り10日余りの占いのつもりで、最後にココロもひいた………。

その結果は…………

『大吉』だ

思い起こせば、数年前の年末に【大鳥神社】でひいたおみくじも『大吉』だったなあ。

ちなみに2020年、今年の【廣瀬大社】での初詣でのおみくじは、1番をひき、さらに『大吉』だった

御朱印もいただきました

ココロ好みの勇ましい文字に大満足

御朱印をいただくまでに発見した看板

【社務所】左上にある。

【社宝殿】

結城神社文書(三重県文化財)

後醍醐天皇後綸旨  北畠顕家公下文等四十六通

など所蔵されているようだ。

拝観料一人百円也………ここまでは、そう簡単に来れる訳ではない。

もちろん……

『社宝殿の拝観もお願いしまーす』

【社宝殿】は、【社務所】の中にありました

写真は、撮影禁止でしたが、しっかり宝物を見てまいりました

さらに

【結城神社】の境内には『太平記ゆかりの御祭神御墓』がある。

そこには、この『梅苑』を通過していく……

【結城神社】は「しだれ梅」の名所としても知られ、2月～3月の「しだれ梅祭」は多くの観光客で賑わうという。

その「梅苑」の奥に【結城宗広公 御墓】がある

墓マイラーココロに変身だ

延元3年(1338年)この地に葬られた頃より、塚の上に石地蔵六体が安置されており「結城塚」あるいは「入道塚」と称されていたという。

文政7年(1824年)津藩主藤堂高兌(とうどうたかさわ)が深く宗広公の忠徳を慕い、結城明神社殿再建と同時に湊川の楠木正成の碑に倣って、墳墓を修理し地蔵を台石埋め、石柵を設け墓碑を建てた。

うんうん。どこかで見た事があるフォルムだと思ったら【湊川神社】だ

【結城宗広】

藤堂高兌は自ら『結城神君之墓』と染筆し、背面には藩儒津坂東陽に命じて、宗広公の忠義を旌表(せいひょう)する碑文を詳録されたという。

いやっ早速、南朝の空気満載の神社を参拝することが出来た

しかも、お墓参りまで出来るとは……

2020年を締め括る、良い旅になりそうだ

続く………………。