【山背大兄王の墓所】を出発した我々は、この日最後となる目的地へと向かった………車ランニングランニング


到着ーーーーーーーっ!!車ランニングランニング

目的地は右上に見える建物の中にある上差しカメラ

その目的地とは………


【三井瓦窯跡(みいがようせき)】
奈良県生駒郡斑鳩町三井

以前から、車で近くを通るとカーナビに表示されるこの場所……ようやく訪問が叶ったウインク


【三井瓦窯跡】は、法起寺西側の尾根丘陵に立地する瓦塚2号墳後円部の西側斜面に所在する。


昭和6年(1931年)に果樹園を開墾中に偶然発見され、奈良県による第1次調査が実施され、天井部のアーチの残存状況が良い、約40度の勾配をもつ「地下式有階有段登窯(1号窯)」であることが明らかとなった。


この建物の中に【三井瓦窯跡】はある上差しカメラ


まずは正面から覗きこみまーーす目
ちょっと良く分からないなあ………笑い泣きアセアセ

瓦窯の操業時期は、出土瓦と窯近くで採集された軒丸瓦が【法輪寺】や【法起寺】出土の八弁複弁蓮華文軒丸瓦と同范瓦であることなどから、七世紀後半から八世紀初め頃と考えられている。


続いて、横から覗きこみまーーーす!!目


窯体の規模としては、残存する窯体の水平長は約4.9mで、高さは約3.8mを測る。

また燃焼部の最大径は約1.8mで、それより上段の第2段から現存する第10段までの段の高さは36.4~45.5㎝で、各段の幅は約30㎝を測る。 


平成7年(1995年)には、災害復旧工事に伴い第二次調査が実施され、1号窯に先行する天井部の崩落した2号窯が検出されている。

また1号窯の焚口前面の平坦部において丸瓦を管として利用した排水溝や柱穴を検出するとともに、二面の灰原が検出されている。


【三井瓦窯跡】は、斑鳩における七世紀の斑鳩古代寺院の成立に関連する生産遺跡として重要といえる。

地元にも、まだまだ知らない場所がたくさんあるぞーーーっ!!

奈良はいいぞーーーーっ!!ウインク


いやあ、久しぶりに会社先輩とふたりで1日しっかりツアー出来た車ランニングランニング

ココロには、やはりこの時間が必要であると改めて実感したチュー


良い1日となりましたーーーっ口笛

早くコロナ渦が収束(終息)しますようにお願い


『墓マイラー』生駒編………



終劇。