それから妊娠中、
ただ忙しく仕事をして日々が過ぎて行った。



忙しすぎて子宮が張るから、張り止め飲みながらなんとか過ごしたけども



切迫になりかけたため、早めに産休に入った。



やっぱり、あの職場は
独身か
既婚子なしの人向けで、
家庭持ちの人も、家庭を犠牲にして働いているところだ。


私も、仕事は楽しい。
楽しいけど、
優先順位はいつも子供を一番にしたい。


とにかくオイラには相談する人が居なくて、
刻々と堕胎手術の日が迫っていた。




オイラはジャムに電話して、
ジャムの家でビールを飲んだ。

何も聞かれず、何も言わず。


ジャムは、
まだオイラの事が好きなんだと思った。




帰りにオイラは、
桃色について行こう、
子供を産もう、と決意した。
多分、あの決意した時に、自分に関係の無い人全て、シャットアウトした気がする。

ジャムにも、その日から連絡を取らなかった。



実母とは複雑な関係で相談したくもないし、
しようとも思わなかった。
今も、連絡は取り合うものの何も言ってない。


実母は、姉妹格差で育ち、そして母自身も、
同じように育ててくれた。

姉がぬいぐるみを買ってもらった時に、私が泣いて欲しがっても買ってくれんかった事や

サンリオのお店で「何でも好きなもの買い」
と姉に言っていたのを、
私も欲しいとは言えんかった。


母の日にあげた、選んで買ったメモ用紙を
返してきたことや、
そういう事は、
全部覚えている。



それでも彼女なりに育ててくれたので、
そういうモヤモヤした気持ちは封印することにしている。



学校を辞めて、働いたお金を彼女に送っても

あんたからは5千円くらいしか貰ってないと言いはった人の事を
信用してない。


寂しいような
アホらしいような、

母のために貯めた約80万は、出産費用か、
はたまた堕胎費用かで使われる事になるんだなー、と。



つーづーくー