地元の駅で電車から降りると、頬がピリッとくるぐらい寒かった。
急いで自転車置き場へ🚲
鞄から手袋を出そうとしたら
『ない!あれ?ない!落とした?』
いつも入れている鞄の中を探してもない!
『落とした⤵』
なんか凄く切なくなってしまい、悲しくなった。
だって毎日俺の手を温めてくれていた。先日の雪の日もずっと一緒だったから。
『どこで落としたんだろう?今ごろ左手の手袋はどこにいるのかな?人に踏まれてないかな?蹴られてないかな?寂しくないかな?』
なんて考えてしまい、自転車置き場でたたずんでいた。
『駅まで戻ろう!そして駅の構内も探そう!』
そう思って駅まで探しながら戻った。
誰かに投げられているかもしれないから、周りの植木の上とか見ながら駅へ。
駅前の広場に何か落ちてる。
『あっ!左手の手袋だ!』
走って拾い、ホコリを叩いて落とした。
凄く冷たかった。
手袋が泣いていた。
『寂しかった。寒かった』って。
右手の手袋も喜んでいた!
『ごめんね!もう落とさないからね。』
