患者さんが『いってしまいました』顔も名前もちゃんと思い浮かぶ、RARAの弟と同じ年齢で女の子。やはり『前兆』だったのかな…先週から、いつもより落ち着かない様子。自ら『いってしまった』訳ではない…けど事件性もない…ODでもない…


まだ若いのに、まだあと少し頑張れば…


フッと弟を思い出した。同じ年齢で育った環境で…こんなにも人生が違う。彼女の幼少期から人格は崩壊しました。けど、誰が悪いのか…誰も悪くない…


私たちのできる事はやってきた…けど、あまりに早すぎる。彼女のカルテは最後の診察日から記載はなくなった。もぅ2度と、彼女のカルテは最後の診察日から記載される事なく…そして肉体は存在しなくなった。


人間は常に『し』と、隣り合わせ。


最後は、母親の目の前だったとの事。母親と関係が上手くいっていなかったけれど、最後の最後は、きっと彼女の本当のわがまま『甘えられる場所』を選んだのだろうか…考えても考えても…答えなんて出ない。次から次と別の患者さんが助けを求め、居場所を探しやってくる。


『RARAは入り込みやすいから危険だよ』


そうだね。何だか自身がなくなりつつある…


RARAはこの仕事が大好きだったはず…


けど、向いてないのではないか?そんな感情が押し寄せてくるようになった。この4年間、がむしゃらだった…知れば知るほど奥深い…