今日

3回目の抗がん剤治療を終えて

退院する父を迎えに病院に行ったのね


もしかしたら我慢してるだけかも
なんだけど

心配してた様なひどい副作用はないみたいで少し安心した


辛そうな姿見たら私が見てられなくてお世話出来なくなるかも知れないと不安だった

父の心配じゃなくて

自分の心配だね



私、ほんと器が小さ過ぎる

でも、しょうがないや

これが私だもんね



父の病気が発覚した時に、私が出来ることだけをやろうと決めたの

出来ない事は助けてもおうと


旦那さんや妹や病院やヘルパーさん


みんなに助けてもらって感謝しかない


世の中って色んな人に支えられて回ってるね



私が出来ることなんて知れてるもん


父の話を聞いてあげる

父に私の顔を見せてあげる

時には叱咤激励する


これくらい


小さな頃から父とほぼコミニケーションをとって来ていなかったからね



こんなにも

父が神経質、良くしゃべる、我慢強い

優しい


そして

こんなに良く泣くなんて知らなかった


知らなかったな〜



父と熟年離婚して1年後に癌で亡くなった母


母は父のこんな顔を知っていたのかなぁ〜?

話してみたかったなぁ〜




腫瘍マーカーの数値がまた上がっているらしく

父との時間があとどれくらい残ってるのか?

それは分からない



父が病気にならなかったらこんなコミニケーション取れなかっただろうな


5年近く疎遠になってたからね


ぽっくり亡くなっていたとしたら

父のこと知らないまんまだっただろうなぁ〜




帰りの車の中での父との会話で


迷惑かけて申し訳ないって言うからね


私は自分のしたいこと、出来ることしてるだけだからね

迷惑なんて思わないよ


こうやって最後に父との時間があること、お世話出来る環境にあることが幸せだと思ってるよ


改めて理解してくれてる旦那さんがいることに気づけて幸せだし感謝してる



じいちゃんも10ヶ月前に急に病気が発覚してから

手術や治療と大変だったけど良く頑張ったよね


長生きして欲しいからもう少し頑張ってみようね


本心で言えた



父と母の夫婦関係、父親としての姿に納得いかない気持ちがあった私


ずっと拗ねてた


好きだからこそ拗ねてたんだけどね


父が病気となって、父との時間に期限が迫って来た今だからこそ

素直になれてるのかもね



全てはタイミングなのかな



病院から出て駐車場に向かう時


ゆっくり、ゆっくり

そろり、そろりと歩く父を

何度も何度も振り返って確認しながら


あれ?

なんかこの光景懐かしいなぁ〜

って思った



そうだ!!

子供達がよちよち歩き出した時

何度も何度も振り返って

転ばないか?

ちゃんとついて来てるか?



心配しながら

見守っていたあの頃の気持ちと同じだと思った




親に対してこんな気持ちになるなんて

随分時間が経ったんだね


父は私にとっていつまでも親だけど


まるで子供を思う様な気持ちを感じるなんて

私も歳をとったんだなぁ〜



歳をとるのも悪くないね♡




末っ子娘ちゃんが撮った夕焼け♡
楽しそうに写メを撮るその姿が愛おしい♡