我が小選挙区の当選者、後藤祐一について。 | ひより

我が小選挙区の当選者、後藤祐一について。

まあ、以前から後藤祐一に関しては、アホ丸出しだなぁ、と思ってはいたのだけど、今回は堪え難きを耐え、忍び難きを忍び、そんな後藤祐一に投票したわけですが、改めて後藤祐一の政策を見直してみても、まあ、笑いが止まりません。



まず彼は自称、リベラル保守と言っています。


後藤「人それぞれの多様な価値観を認め合い、大切なものを持続させるのが保守の本来のあるべき姿と思います」



ちなみに保守とは、態度であると福田恆存が言っています。そして大切なものというのは、この場合、文化や伝統ということなのでしょう。



そして文化は、生き方であるとも福田は言っていますので、後藤は生き方を維持し、それを態度で示しますと言っているわけです(これ自体は正しい)



しかし一方で、西部邁は、マクロにおいて価値観を持ち出すと、そのほとんどは単なるエゴイズムに成り下がると言っています。


またリベラル(自由)というのは、保守(制限)と相反します。


言い換えれば保守は制限された自由を肯定し、リベラルは不自由を否定します。



これらを踏まえれば、後藤祐一が訳の分からないことを自称していることがお分かりかと思います。(政策を読めば読むほどさらに訳が分からなくなります)




さらに経済学においても後藤は財政規律派で新自由主義者です。



以下後藤祐一

「脱少子化、安定成長、社会保障の安定化、財政再建を達成していきます」

「増大していく社会保障の財源を消費税増税だけで賄うのではなく、公共事業をはじめとする歳出カットを充てるべきです」

「消費税増税に際し、議員定数削減と国家公務員給与引下げの断行が必要である旨を盛り込みました」



このように、本人も財政規律を守り、公共事業を削減すべきだ、また議員や公務員も削減すべきだと主張しています。



このデフレ下において、政府の財政出動を減らすということは、国家の衰弱と国土の脆弱を意味します。


言い換えれば彼は保守でも何でもなく、日本の破壊者でしかありません。



また彼は短期的な再稼働は認めてはいますが、脱原発派でもあります。



後藤「2030年代に原発ゼロを実現すべく、新増設を認めず40年寿命で閉鎖してまいります」



しかし、そこには具体的な解決策は皆無で、また、エネルギー安全保障という言葉も一切出てきません。彼は安全保障=防衛としか思っていないのでしょう。



しかしその防衛論に関しても、「日本周辺に限って、現実的に発生しうる危機に対応出来る能力と制度を準備しておくべきです」



とまるで、これだけ世界が否応無しにグローバルとなった状態にも関わらず、日本とは遠くはなれたホルムズ海峡やマラッカ海峡の情勢には、関与すべきではないと間接的に言っています。



本来ならば、国益が最優先されるべきであって、日本周辺と制限する事自体がおかしな話なのです。




一方で後藤は、「海洋国家として、開かれた国益を重視する」と言っています。




この開かれた国益とは何を意味しているのでしょうか?私にはグローバリズムにしか聞こえないのですが、気のせいでしょうか?



当然、グローバリズム=新自由主義は、何度も言いますように、反民主主義であり、保守とは真逆を意味します。




このように彼の政策や話を読めば読むほど支離滅裂で、方向性もなにも感じられません。




まあ、総合的に私の判断する所、後藤祐一という男は、



財政規律派で新自由主義者にも関わらず、自称、リベラル保守という、脳みそお花畑のお馬鹿さんという感じでしょうか。




ただ唯一、評価出来る事もあります。



それは法人税減税反対で、法人の社会保障費負担を減らそうという考えです。



これに関しては、一理ありまして、闇雲な法人税減税をするくらいなら、そのような方法の方がまだましであるとは思います。



一方で現在は明らかなデフレです。言い換えれば需要不足ですから、彼が主張する法人の社会補償費負担を減らすことよりも、投資減税や、雇用減税を行った方が効果的ではないか、と私は思います。




まだまだ突っ込みどころは満載なのですが、大枠としてはこんなところでしょうか。



後藤祐一の選挙区の方は、一応、これらを踏まえた上で選挙にいってもらいたいものですね。