特攻隊は洗脳が生んだ? | ひより

特攻隊は洗脳が生んだ?


今日、広島に行ってきたというお客さんが、特攻潜水艦「回天」を見てきて、「洗脳されてあんな狭い所に押込められて死んで行ったってのか可哀想だよなぁ」と言ったので、私は、「洗脳されていたというのも、可哀想だというのも違うと思う」と答えました。


彼らは決して洗脳されたわけではなく、もっと単純に、国や家族を守るために、命を懸けただけだと思うのです。



実は、そのお客さん、たまたま特殊技術を持った土木作業員で、震災直後、上司から「福島第一原発に行ってくれる奴はいるか?」と言われ、真っ先にその手を挙げたそうなのです。



それを聞いて、私は「まさに特攻隊はその気持ちだったんじゃないですかね?」と言いました。



当然、飛行機の運転は素人では出来ません。潜水艦も同様です。特殊な技術を有していなければ、特攻どころではないからです。


そういう特殊技術を持っている自分たちにしか出来ないことがわかっていた上で、その責任感や使命感を果たそうとしたわけであり、それは洗脳などという次元の話ではないのです。



そう説明すると、そのお客さんは「なるほど。確かにあのときは自分が行かなきゃ誰が行くんだって思った。仮にそれで俺が死んでも、可哀想だなんて思われたくないな」とおっしゃっていました。



まさに、それは日本人の強い使命感、責任感に他ならず、彼が洗脳されて手を挙げたわけでは決して無いと思うのです。



もちろん、そういう考えに至るに当たり、その基礎となる教育があったことは言うまでもありません。しかしその教育は洗脳ですか?間違った思想ですか?



むしろそれは日本人として誇れる思想だと思うのです。


それこそ、自分だけのことを考えれば、決して特攻は志願しませんし、あの時期に福島第一に行こうと手も挙げなかったでしょう。


しかしそれによって、大事なものを見殺しにするというのは,あまりにも薄情じゃありませんか?



私もきっと彼や特攻隊の立場であれば、同じように手を挙げているのではないか、そう思うのです。


洗脳された、可哀想だ、特攻は時にそういう扱われ方をします。


しかし、その内情は、全く違うと私は確信しています。


そして言うまでもなく、その強靭な精神は、私たち日本人に受け継がれているはずなのです。