サバイバルな一日 | ひより

サバイバルな一日


無謀にも、車で出勤した結果、物の見事に車を置いて帰る事となった。







まずはそもそも電車が動いているのか?





はい、物の見事に止まっています、、、、、








しかもいつ動くかわからないという、、、、







はぁ、、、、、






まあ、しょうがないよね。ここはじっと車内で待つべし。









とそのとき、






そっち系のデカいおっさん(身長190cm近い)が、駅員さんとバトルを始めたではないか!







しかも、おれの座る席の真ん前。






その距離50cm!









車内はおっさんの怒鳴り声で殺伐とした空気。








駅員さんも、開き直ってるのか、一歩も引かない、、、、







おいおい、どうするんだよ、、、、











このタイミングで、おっさんに、「もういい加減にしろよ」などと横やりを入れれば、






怒りの矛先が俺に向かいかねない。。。。






かといって、一番近くにいる俺が無視というのもなんだか嫌だ。








俺は、ややおっさんの声のトーンが下がったのを見計らって、席を立ち、






おっさんの肩をぽんぽんと叩き、






「まあ、落ち着いて。席にでも座って下さい」とにこやかに言ってみた。






すると、おっさん、急に態度を激変!!







その矛先を俺に向けてきた!










ひゃぁ~








おっさんといえでも、この巨体に俺が勝てるとは思えない、、、、













と、おっさん、俺の顔を見るなり、その表情を一気に崩し、







「お兄ちゃん、気を使ってくれてありがとな」










と、まるで西田敏行ばりの笑顔で対応。










ふぅ















で、しばし雑談して、怒りを収める作戦。








するとおっさん、






「なんかあったら、おれんのと連絡して来い」






と。。。








はい、その台詞、B級ヤクザ映画だけの世界だけかと思っていたら、現実に遭遇しました。。。








さらに、今から一緒にのみに行こう!と。













当然、笑顔でやんわり断ると、








「金の心配はしなくていいぜ!」






とこれまた映画ばりの台詞。








あ、そういう問題じゃないんですけどね、、、













と、それもまあ、丁重に断り、電車がようやく発車。









なんとか二駅分、おっさんとたわいもない会話をして、最後は握手してお別れ。











俺と一緒に乗り、一緒に下りた絡まれていた駅員さんもこれで一安心。





ホームで駅員さんと俺だけになって、「本当にありがとうございました。勉強になりました」と頭を下げて言ってきたので、








僕はそんな駅員さんを労い、ちょっと悦に入って、いざ駅の外へ。








しかし、そこは一面銀世界どころか、雪男が出てきそうなほどの完全に吹雪の中。








傘を差した途端、傘が破壊され、持っていた弁当箱も吹っ飛ばされる始末。








俺が半泣きで吹雪の中、ばらばらになった弁当箱を拾っていると、










ちょーかわいい姉ちゃんが、「これもそうですよね?」と。








「あ、はい、、、」ぽっ(●´ω`●)ゞ






「大変ですね?これからどうするんですか?』




「あ、タクシーで帰ろうかと・・・」



「そうですか・・・・・」( ´(ェ)`)





ンン???なんか意味深。。。











しかしタクシーは一台しか止まっていない。僕は急いでタクシー乗り場へ。










がしかし










既に乗客を乗せてるではないか!!!












俺は吹雪の中、呆然とそのタクシーのテールランプを追い、










再び、バス停に戻ったが、あのねーちゃんの姿はどこにもなく、、















尚かつ、家までのバスもなく、、、、、









てか、なぜ










そう、









なぜあのとき












・・・・・・・・(((( ;°Д°))))











どああああぁぁぁぁぁぁ、












なぜ、あのとき、










ねえちゃんにお茶でもどうですか?の一言が言えなかったのだ~!!!!!!!!!






もしかすると、駅員さんを助けたお返しに、神様が与えてくれたご褒美かもしれないというに~!!





と人生最大の後悔をしつつ、途方にくれていると、一台のバスがロータリーにやってきた。









まさか!と乗り込み、自宅付近の停留所の名前を言うと、「途中までなら行くよ」と









。。。。途中。。。。(゜д゜;)










はい丁度家まで半分の所で無条件に吹雪の中に放り投げられるわけです。








かといって、歩いて帰るのは至難の技。そもそも、おれは山岳救助隊ではないし。










で、いざ発車。













と思いきや、、しばらくバスの扉を開けっ放しにしていたせいで、扉が閉まらない。








そう、バスは安全装置として、扉が1cmでも閉まらないと、アクセルを踏めないようになっているのだ。








当然、バスは動かない。( ̄_ ̄ i)







そこで俺は再び、立ち上がった。







バスの運ちゃんと一緒に、雪かき。






なんとか溝の入り込んだ雪を取り除き、再び発車。









とまあ、数分は天国。o(^▽^)o










運ちゃんの「ここですよ」の合図と共に、再び吹雪きの中へ。












すると、バス停の真ん前で、なにやら一台のワゴンが立ち往生している。










さすがにこんな状況で見捨てる訳にもいかない。






それに手伝えば、家まで乗せていってくれる可能性もある。







俺は近づいて、「俺が押しますから乗ってください。アクセルはゆっくり開けて」






とアドバイスをし、後ろに回ると、「おりゃぁ!!」と押し、無事脱出。








がしかし















ワゴンはそのまま「どうもありがとうございました~」と去っていく。








あれ~~((((((ノ゚⊿゚)ノ













完全に吹雪の中おいてけぼり。(T▽T;)










ワゴンの兄ちゃん!!ちっとは気を利かせろや!!\(*`∧´)/















そして残りの距離をとぼとぼと、吹雪にうたれながら、歩いて帰ったわけだが、










家の近くの道はもう、雪国。そう、川端さんの「雪国」ですよ。
















しかも、ずぼずぼになりながら、家までやってきたつーのに、











雪に埋もれて、門もあかねーし、、、、









あげく、なんとか家に入れた俺は、嫁に今日のサバイバル体験を話すと、







「下界は愉しそうだね。しかも、変な人には好かれるんだね」










だってよ、。。。














ふぅ











ご褒美ゼロか。。。。。