現代の戦争の形
20世紀後半、世界は冷戦を終えて劇的に変化し、一見平和路線へと舵を取ったようにみえます。
しかし今、その実態は冷戦当時、いや、それ以上に切迫しているように私は感じます。
昔は、ある意味、軍事力というわかりやすい形での対立構造でしたが、
今はそうではありません。
対立構造は形を変え、深刻な状況に陥ってます。
では今の対立構造とはどんなものなのか。
一つ目は以前同様、軍事戦争(実力行使)です。
二つ目は、経済戦争です。
そして最後にサイバー戦争です。
この三つが複雑に絡み合っているのが、今の世界情勢なのです。
一つ目の軍事戦争は、尖閣や北朝鮮の核や中東の情勢、(パレスチナ)などに顕著に現れています。
力で相手をねじ伏せる、実力行使は今なお、有効な手段の一つであることは間違いありません。
それ故に、軍事力を強大化する中国の脅威は、日本ならずともアジア、アメリカ、ロシアも警戒しています。
二つ目の経済戦争はさらに複雑です。
現段階で国益にならないTPPが、なぜ日本に必要だったのか?なぜ、安倍総理はここまでこだわったのか?
それは中国が経済大国としてアジアを支配しようとしているからに他ありません。
それを阻止するには、今後今以上に伸びるであろう中国に対抗出来る強大な経済圏をアジア太平洋で構築する必要性があったのです。
まさに中国に、肉を切らして骨を絶つ、それが安倍内閣のTPP参加の真実です。
最後に、一番問題なのは、サイバー攻撃です。
中国は被害者ヅラしていますが、実際には、中国の人民解放軍のエリートや中国共産党が雇ったアメリカなどのサイバーエリートがアメリカ、日本を日々攻撃しています。
それに対し、現在のアメリカ国防総省は、なす術もなく防戦一方で、アメリカは今後、それに対抗すべく、本格的に中国を攻撃することになるでしょう。
このサイバー攻撃の恐ろしい所は、今のアメリカの軍事技術、そしてそれを利用している日本の自衛隊、さらには、銀行金融、公共インフラなど、様々なものは、すべてIT化されてますので、そこがサイバー攻撃によって破壊されてしまうということは、
軍事、生活インフラ、金融が麻痺し、社会崩壊に繋がってしまうのです。
このように、私たちの目には見えない場所で、各国、特に中国とアメリカは激しい攻防を繰り返していますし、
経済戦争に関しては、アメリカでさえ、日本の敵であり、いつ、日本を裏切るかもわからない状況なのです。
それ故に、平和条約を結んでいないロシアや、また親日のアジア諸国、アフリカなどと、日本は有効な経済協力や軍事協力が必至であり、
安倍総理の外交はまさにそれを裏付けするものとなっているわけです。
大局を見ずに、部分的に批判することは簡単ですが、世界は今、このような複雑なものが絡み合って対立、調整しているということを、我々は理解しなければならないと思うのです。