日本はアジア諸国を侵略などしていない。 | ひより

日本はアジア諸国を侵略などしていない。

先の国会で、安倍総理が「侵略の定義は各国、国際的に相違がある」といった趣旨のことをおっしゃっていました。



そこで、侵略とはそもそも何か?について考察してみたいと思います。



まず、侵略の前には、必ず、主権というものが前提にあります。これは他国に認められようが、認められなかろうが、そこに住む人間の主権が他者によって左右されていなければ、主権を持っているということになろうかと思います。


その前提である主権を他者が脅かす行為、また理不尽にそれを奪い取る行為こそ、私は侵略というにふさわしいように思います。



当然、他者が主権を奪おうとする根拠は、自らの利益以外、ありません。その利益と相手の主権があいまみえない場合に、無理矢理自らの利益追求のために、それを実行に移すわけですから、相手にとっては理不尽極まりありません。




さて、先の大東亜戦争にて、日本はアジアを侵略したかという本題に入りたいと思います。




そこでまず大事なのは、当時のアジア諸国には主権というものがあったのかどうかという問題です。




そうでなければ、そもそも主権を理不尽に奪い取るという行為である侵略そのものの定義が成り立たないからです。



そこで当時、今のそれぞれの独立国がどこの国の植民地であったかを書き出してみました。



日本                 日本
朝鮮                 日本
台湾                イギリスなど
中国(清)           フランス、イギリス
ベトナム              フランス
フィリピン             アメリカ
マレーシア             イギリス
インドネシア            オランダ
タイ                 タイ
カンボジア              フランス
ラオス                フランス 
ビルマ                 イギリス
パキスタン             イギリス
インド               イギリス
バングラデシュ           イギリス





こう見ると、独立国はアジアの中では日本とタイ以外にありません。



言い換えると、日本とタイ以外に、主権を持った国は無いという事になります。




また朝鮮は、当時清(中国)の事実上の支配下にあり、それを日清戦争以降、日本が保護下に置き、最終的に、日韓併合という形をとっただけで、もともとは事実上、清の植民地であり、主権を持っていなかったということになります。



また、タイも、諸外国からの侵略を受けつつも、日本の協力などもあって、独立国を維持してきたという歴史がありますし、当然、日本がタイを侵略したこともありません。






さて、このような前提において、日本は、アジアに侵攻したわけですが、侵攻の相手は、決してアジア諸国ではなく、当時のアジア諸国の主権を握っていた欧米諸国であることは明白な事実です。




いうならば、日本は、アジアを侵略したのではなく、アジアを侵略していた欧米各国に侵略したといった方が正しいわけです。




もちろん、それを侵略と表現することにもいささかためらいがあります。



なぜならば、主権を奪い返す(アジアに)ための侵略は、侵略ではなく、独立運動だからです。



それが当時の日本軍の考えであったということをある意味、証明するものがあります。



それが、硫黄島の戦いで海軍を率いた、市丸少将がルーズベルトに宛てた手紙です。



原文は難しいので、口語訳があったので転用させてもらいます。


以下(口語訳)


ルーズベルトに与うる書

日本海軍市丸海軍少将が、フランクリン・ルーズベルト君に、この手紙を送ります。
私はいま、この硫黄島での戦いを終わらせるにあたり、一言あなたに告げたいのです。

日本がペリー提督の下田入港を機として、世界と広く国交を結ぶようになって約百年、この間、日本国の歩みとは難儀を極め、自らが望んでいるわけでもないのに、日清、日露、第一次世界大戦、満州事変、支那事変を経て、不幸なことに貴国と交戦するに至りました。

これについてあなたがたは、日本人は好戦的であるとか、これは黄色人種の禍いである、あるいは日本の軍閥の専断等としています。
けれどそれは、思いもかけない的外れなものといわざるをえません。

あなたは、真珠湾の不意打ちを対日戦争開戦の唯一つの宣伝材料としていますが、日本が自滅から逃れるため、このような戦争を始めるところまで追い詰めらた事情は、あなた自身が最もよく知っているところです。

おそれ多くも日本の天皇は、皇祖皇宗建国の大詔に明らかなように、養正(正義)、重暉(明智)、積慶(仁慈)を三綱とする八紘一宇という言葉で表現される国家統治計画に基づき、地球上のあらゆる人々はその自らの分に従ってそれぞれの郷土でむつまじく暮らし、恒久的な世界平和の確立を唯一の念願とされているに他なりません。

このことはかつて、

 四方の海
 皆はらからと 思ふ世に
 など波風の 立ちさわぐらむ

という明治天皇の御製(日露戦争中御製)が、あなたの叔父であるセオドア・ルーズベルト閣下の感嘆を招いたことで、あなたもまた良く知っていることです。

わたしたち日本人にはいろいろな階級の人がいます。
けれどわたしたち日本人は、さまざまな職業につきながら、この天業を助けるために生きています。
わたしたち軍人もまた、干戈(かんか)をもって、この天業を広く推し進める助けをさせて頂いています。

わたしたちはいま、豊富な物量をたのみとした貴下の空軍の爆撃や、艦砲射撃のもと、外形的には圧倒されていますが、精神的には充実し、心地はますます明朗で歓喜に溢れています。

なぜならそれは、天業を助ける信念に燃える日本国民の共通の心理だからです。
けれどその心理は、あなたやチャーチル殿には理解できないかもしれません。
わたしたちは、そんなあなた方の心の弱さを悲しく思い、一言したいのです。

あなた方のすることは、白人、とくにアングロサクソンによって世界の利益を独り占めにしようとし、有色人種をもって、その野望の前に奴隷としようとするものに他なりません。

そのためにあなたがたは、奸策もって有色人種を騙し、いわゆる「悪意ある善政」によって彼らから考える力を奪い、無力にしようとしてきました。

近世になって、日本があなた方の野望に抵抗して、有色人種、ことに東洋民族をして、あなた方の束縛から解放しようとすると、あなた方は日本の真意を少しも理解しようとはせず、ひたすら日本を有害な存在であるとして、かつては友邦であったはずの日本人を野蛮人として、公然と日本人種の絶滅を口にするようになりました。
それは、あなたがたの神の意向に叶うものなのですか?

大東亜戦争によって、いわゆる大東亜共栄圏が成立すれば、それぞれの民族が善政を謳歌します。
あなた方がこれを破壊さえしなければ、全世界が、恒久的平和を招くことができる。
それは決して遠い未来のことではないのです。

あなた方白人はすでに充分な繁栄を遂げているではありませんか。
数百年来あなた方の搾取から逃れようとしてきた哀れな人類の希望の芽を、どうしてあなたがたは若葉のうちに摘み取ってしまおうとするのでしょうか。

ただ東洋のものを東洋に返すということに過ぎないではありませんか。
あなたはどうして、そうも貪欲で狭量なのでしょうか。

大東亜共栄圏の存在は、いささかもあなた方の存在を否定しません。
むしろ、世界平和の一翼として、世界人類の安寧幸福を保障するものなのです。
日本天皇の神意は、その外にはない。
たったそれだけのことを、あなたに理解する雅量を示してもらいたいと、わたしたちは希望しているにすぎないのです。

ひるがえって欧州の情勢をみても、相互の無理解による人類の闘争が、どれだけ悲惨なものか、痛嘆せざるを得ません。

今ここでヒトラー総統の行動についての是非を云々することは慎みますが、彼が第二次世界大戦を引き起こした原因は、一次大戦終結に際して、その開戦の責任一切を敗戦国であるドイツ一国に被せ、極端な圧迫をするあなた方の戦後処置に対する反動であることは看過すことのできない事実です。

あなたがたが善戦してヒトラーを倒したとしても、その後、どうやってスターリンを首領とするソビエトと協調するおつもりなのですか?

およそ世界が強者の独占するものであるならば、その闘争は永遠に繰り返され、いつまでたっても世界の人類に安寧幸福の日は来ることはありません。

あなた方は今、世界制覇の野望を一応は実現しようとしています。
あなた方はきっと、得意になっていることでしょう。

けれど、あなたの先輩であるウィルソン大統領は、そういった得意の絶頂の時に失脚したのです。
願わくば、私の言外の意を汲んでいただき、その轍を踏むことがないようにしていただきたいと願います。

市丸海軍少将







これを読む限り、当時、日本以外のほとんどのアジア諸国が主権を奪われ、次は日本という追いつめられた状況の中で、アメリカと戦争をせざるを得なかったことがわかります。




そして、なによりも、アジアおよび世界がそれぞれ独自に主権を持ち、尊重し合う関係こそ、恒久的世界平和に繋がると言った趣旨も書いてあります。



まさに、今の世の中(植民地の無い)をいち早く、日本が目指そうとしていたわけです。




この事からも、日本は他国の主権を奪う侵略行為をしていたのではなく、むしろ、欧米各国のアジア侵略に対し、真っ向からNOを叩き付けていたことがわかります。




さらに朝鮮に対しても、清に支配され、困窮と貧困に喘いでいた国のインフラを整え、教育を施したわけですから、むしろ、主権を奪い取る侵略というよりも、与えたと言った方が適切かもしれません。



ただ、本人達は好きで与えられたのではないと主張することもできます。もし、そうであるのならば、確かに、主権を奪われたという意味に置いて、日本は朝鮮を侵略したのでしょう。


そこは主観的解釈と客観的解釈の相違であるとは思いますが、私があくまで、侵略というものを考えたときに、日韓併合が侵略には当てはまらないと考えています。



もちろん、それは日本が大東亜圏を作ろうとした各アジア諸国にも同じ事が言えています。




また、北朝鮮、韓国、中国以外のアジア諸国は、基本的に親日国です。それは市丸少将が言っていた通り、



日本は欧米諸国の植民地支配からアジアを開放したのですから、当然のことかと思います(もちろん、戦後のODAの影響もあるでしょうが)




よって、私は、日本はアジア諸国を侵略していないという結論に達しました。



もちろん、これらの考えに対し、主観的反論はあろうかと思います。安倍総理が言ったように、各国、国際的にも、相違があるのでしかたのないことです。



しかし、それでもあえて自らの国を否定する日本人も大勢います。



日本という国に生まれ、育ち、なぜわざわざ、日本を自虐的に見なければならないのか、私には不思議でなりません。




この国を愛し、誇りに思う。当たり前のことだと思いますが。