一夫多妻制と多夫一妻制についての考察
先日、とある海外の民族の中に、多夫一妻制というものがあるということを知り、
個人的に、一夫多妻制を肯定していた身として、これは研究テーマに値すると思い、
様々な視点から、この多夫一妻制を考察してみることにしました。
ちなみに、一夫多妻制は、生理学上からみても、歴史上から見ても、否定のしようのない、人類の必然であるとのわたくしの見解がありましたが、
多夫一妻制に関しては、全くの想定外であり、こんなことが現実として起こりえるのかと耳を疑うほどでした。
しかしながら、実際、それによって文化構築をしているという現状を考えますと、
これまた興味の対象ともなります。
では、なぜこのようなことが起きているのか、わたくしの研究結果を簡単に説明いたします。
まず、一夫多妻制からお話します。
人類を動物であるという観点から、生理学上で説明しますと、
子供を作れる絶対値が、女性と男性では大きく異なるというものが第一に挙げられるでしょう。
例えば、どんなに頑張っても、女性が作れる子供の数は、生涯に多くて20人前後といったところでしょう。
それに対し、男性は女性の排卵日を適切に押さえ、その日に射精することができれば、年間1000人×40年。4万人ほど作ることが生理学上可能なわけです。
さらには、人類も含め、動植物は種の存続が危うくなると、女性の方が生まれる可能性が高くなるという研究結果も、一夫多妻制を肯定する要因の一つです。
このような観点から、一人の優秀な男性がより多く子孫を残すためには、一夫多妻制は、遺伝子学上も、生理学上も、否定のしようがありません。
それに対し、多夫一妻制は、この観点の真逆をいくもので、理解に苦しみます。
しかしながら、これも紐解いていくと、なるほど!ということにたどり着きます。
まず一点目は、精子の種類についてお話します。
精子って種類があるの?という方。
あるんです!
簡単に分けると、戦闘精子と、受精精子にわかれます。
戦闘精子は、膣内における様々な敵と戦い、円滑に受精を可能にするための精子で、実は人間の精子の9割前後がこの戦闘精子なわけです。
では、なぜこんなにも多くの戦闘精子が必要なのか。
ここで、多夫一妻制の話に戻します。
例えば、一夫多妻制の場合、夜の営みは、基本、男一人対女一人になります。
なぜかと言えば、男性はその日に(同じ時間に)何度も射精することが困難だからです(男性の永遠の憧れ、ハーレムと、AVの世界は別ですが)
しかし、多夫一妻制の場合、一晩で、一人の女性が多くの男性との性交が可能です。
いうならば、一夫多妻制ではあまりおき得ない、3P、4Pといったことが、多夫一妻制では、現実的に可能であるということです。
この場合、はじめに射精した男性(夫)の次の男性、もしくは、その次の男性において、
予め膣内にある他の男性の精子に打ち勝ち、自分の精子を受精したいわけです。
そこで、戦闘精子が強力であればあるほど、数が多ければ多いほど、優位になるというわけです。
さらに男性器の形も、それを助長させます。
膣内に滞る敵(他人の精子)をより多く膣外へと掻き出すために、あのようないびつな造形になっているというのは、生理学上では定説です。
このように、戦闘精子がなぜここまで必要かということを突き詰めれば、多夫一妻制というものも、生理学上でありえるのだということがわかります。
言うならば、男は、女性を獲得するまでも戦い、獲得し終わってからも、精子で戦うという二段階の戦いを強いられている?ということになります。
ここまで書いて、なぜ多夫一妻制が世の中に浸透しなかったのか(それに対し、一夫多妻は歴史上、浸透)が疑問です。
これまでの考察でわかったことは、一夫多妻でも多夫一妻でも、生理学上なにも不思議ではないということです。
しかしながら、現実でははっきりとした結果になっています。
まあ、これはわたくしの個人的見解にはなりますが、
多夫一妻制が浸透しなかった理由の一番は、余る男性が増えることよりも、余る女性が増えるほうが、種の拡大に問題があったからではないかと推測します。
もちろん、種の存続は重要でも拡大が重要であるかという、また難しい問題にぶち当たりますが、これは以後のテーマとして取っておこうと思います。
ということで、
世の男性人、妻を恋人を大事にしてますか?(笑)