最近コーチから言われた言葉がツボでした。
「ボールと目を合わせない!」
「ボールを見るな」的な教えはありますよね。「凝視するな」とか。
リーディングエッジはボール赤道の下に入れよ、などとどこかで聞いたから、そうなるよう凝視していたと思うのです。
ボールを凝視すると筋肉が硬直し、両腕が縮こまる。上体が前のめりになって猫背になり、背骨という「軸」もなくなる。「軸」が存在しなければ、スムーズな回転もできにくく。
そこで「見るな」「凝視するな」と言うことでしょうが、それだけでは、どうすれば良いのかの処方箋がありません。
「目を合わせるな」は、つまり「ぼんやり見ろ」ということですよね。
対人関係でも、目を見つめにくい場面(怖い人とか...)で、目線を少しそらして、例えば相手の鼻の辺りだったり、おでこだったりをぼんやり見ることがありますよね。相手にはしっかりと目を向けているような印象を与えつつ。ああ、ゴルフでもそれをやればいいのかって直感的に捉えました。
言葉に何となくユーモアがあるのもいいですね。
実際、ボールに目を合わせないようにしたら、スムーズに回転し、振り切ることが出来るような気がしました。
常々、ゴルフレッスンは言葉の力が大きいなと思って来ました。
客観の指摘をどう主観の中に位置づけるか。そこには言葉の介在が欠かせません。
初心者の頃、グリップを握る圧について、いろんな言われ方をしました。
「サム・スニードは小鳥を両手で持つようにと言った」とか。
「逃がさぬよう、殺さぬよう」適度のプレッシャーという雰囲気は分かるのですが、実際に小鳥を持った経験がないのでピンと来ません(笑) ていうか、どれぐらいいるんですかね、小鳥を握った人?(笑) アメリカでは握る人が多いんですかね?
「ふたを開けて逆さにしたマヨネーズの容器から中身がこぼれない程度に」
これはツボでしたね、実際にサラダの上に構えて試して見たりしました。こういうユニークな表現、好きです。
今でも「グリップ圧強いな」と感じたときには思い出すイメージです。
優れたゴルフコーチは言葉の感性も優れていると思いました。


