見返してみると、

私が最初にアメブロを書いたのは

2010年の2月14日だったらしい。

 

2010年といえば、社会人1年目だ。

どうやって

アメブロのアカウントを作ったのか、

全く覚えていないが、

おそらくはmixiの続きのような感覚だった

のだろうと思う。

 

 

 

そういえばmixiというのがあった。

やはりそこにも、

気が向いたときに日記のようなものを

書いていた記憶がある。

いちど友達に、文章を褒められて

うれしかった記憶もある。

 

「文章がうまいね」ではなく

「あなたの文章が好きだ」という言葉で

褒められたのがうれしかったなあと、

それは今でも思い出せる。

 

 

 

その後facebookをやったが、

それは主に過去のつながりをなくさない

ためにやっていた気がする。

 

ではこのブログは、と考えると、

やはり自分の記憶を補うため。

だと今も思うし、

当時のブログにもそう書いてあった。

 

感覚の記憶。

 

 

 

当時の私と今の私を比べて

異なるところのひとつは、

ぜんぶ覚えておこうとしなくなったこと。

濃すぎる記憶は

引き出しにしまって寝かせることを覚えた。

 

それが進歩なのか退歩なのか、

わかるのはもっと先だろう。

もしかしたら、ずっと

わからないかもしれない。

つまり逃げることを

正当化しているのかもしれない。

 

それが大人になるということならば、

大人になんかならなくてもいいと

思っていた。

 

11年前の私。