今日は私学高校の入試だ。

(都道府県により異なるが、私の住むところはそうだ)

 

今年は従来と比べ、

私立高校の専願率が高いらしい。

どうやら、コロナ禍で

私立高校でリモート学習の導入が早かった

(公立は制度上やむをえず時間がかかることが多い)

ことが大きいようだ。

 

普段なら、

通勤客か高校生が多数派を占めている

7時台の電車に、制服を着た中学生が

たくさん乗っていた。

 

おそらく電車自体に乗りなれていないであろう

中学生が緊張しながら乗っているのを見て、

「大人の階段」という言葉を思い出した。

 

こういうことを、

1回1回、ひとつひとつ、

経験していくんだよなあと

改めて思った。

 

いろんな初めてを積み重ねて、

その中でいろんな思いを抱いて、

どんなことが何のきっかけになるか

可能性だらけで

(ポジティブなもの・ネガティブなもの含め)

未来があり、不安がある。

 

未来の分だけ不安もあるのかもしれない。

不安があるのは、

つまり未来があるということなのかもしれない。

悲しいことを、

できるだけ経験してほしくないけど、

その悲しさを経験しないとわからない優しさ

というのも世の中には確かにあって、

それがある、そのことも経験しないとわからない。

 

生きるのには強さが必要だけど、

知らないことが強さということもある。

知ったからこその強さもある。

若者よ、強くあれ。強くなれ。

 

そして、若者の仲間では

なくなったかもしれない私にも、

不安があることは未来があることと

言い聞かせよう。