天皇のエンディングノート | 終活ノート ーとっておきの人生を絆として結ぶためにー

終活ノート ーとっておきの人生を絆として結ぶためにー

人生は選択の結晶である―今を作ってきた人生の選択。葬儀・供養・相続そして幸せとは学んだこと、感じたことを終活ノートとしてまとめます。ほぼ365日発信してゆきます。自分の人生を結ぶためだけでなく、新しい関係を作り未来に残す、エバーノートとして発信してゆきます。


「陛下が希望されている皇后陛下との合葬は、

家よりも家族や夫婦を大切にする意思を感じさせます。

現代の天皇にふさわしい埋葬の形と言えるかもしれません」



宮内庁は14日、天皇、皇后両陛下の意向を受けて検討を進めてきた

「今後の陵と葬儀のあり方」いわゆる、天皇家の葬法変更を発表した。

・江戸時代前期から続いてきた土葬を火葬に変更し、
火葬のための新たな儀式を行う。
火葬の設備は専用設備を陵の中に設置する。
天皇の火葬は1617年の後陽成天皇の葬儀が最後で、約400年続いた
葬法の歴史的転換になる

・陵(天皇,皇后のお墓)の墳丘の形状は従来通り。
平成天皇・皇后陵が隣り合う形にし、
敷地面積を昭和天皇・香淳皇后陵の8割程度にする。

皇后陵(右側)は天皇陵より小さめになる


両陛下は武蔵陵墓地の用地に余裕がなくなっていることや

国民生活への影響を少なくすることを考慮して検討を

進めてほしいとの意向を示されていた。

昭和天皇の武蔵野陵総工費についてですが約26億円、

葬送に伴う宮内庁分の費用は約6億7000万円、

香淳皇后の総工費は約18億円。

すべて税金で国民負担軽減につながるんであろう

また一般社会で火葬が通常化していることなどから火葬を希望された。

天皇ではじめて火葬を行ったのは女帝である持統天皇。

持統天皇は自らの葬儀に際して簡略化を進め、

自身の墳陵を持たずに夫である天武天皇の墓に合葬されたと言われています。