ちょうど  、というか約1ヶ月前。

 

7/11(日)

 清水ドリームプラザ マリーナ側テラスにて

「シーサイドエレキパーティー」

という催しが開催されました。

 

 ここ数年、 何度となくお世話になっている由比の小倉さんから

6月の初め頃連絡を戴き、

彼が率いる今年で結成20年の 「ザ・シュリンプス」さんの

テラスでのライブステージに一曲飛び入りで歌わないか? とのお誘いでした。

 

 友情出演だから当日ドタキャンでもいい、義理とかで引き受けなくていい

というお誘いでした。

 

 ちょうどその日はスケジュール的にも空いていそうだし、

急遽(と言っても最低でも1ヶ月くらい前にはわかりますが) 仕事オファーが

入ったりしなければ喜んでやらせて戴きますよー! と返事をした。

 

 夏の野外でのイベントライブ、参加自体を楽しみにしていました。

 

小倉さんからのリクエスト曲は

 「 Johnny B Goode  」

 

 

 そして日にちが近づきました。

 

 数ヶ月前からの些細な身体の異変で気になる部分があり 度々

整体の治療院をインターネットで探して施術を受けていましたが

改善はせず、  時間が掛かるもの? と思っていましたが。

 

 通算、三軒 整体院に通いました。

 

三軒目の整体院、

7/9(金)に前日チラシを見て早速伺った整体院の先生が(私よりやや若い方)

施術後、痛みが減らない私に

 「筋肉や靭帯の損傷では無いと思うので、大きめの整形外科での

MRI検査を受ける事をお勧めします。レントゲンには映らないものも

あります」

と その日の治療費は受け取らず そう進言して戴いた。

 

 6月の頭ころ 静岡市のとある整形外科を受診してレントゲン検査を

既に 受けている。

 骨折やヒビ、 軟骨の減りなど見られない。異常なし。

という事だった。  湿布が出た。

 

 (そもそも、この痛みは

4月後半の東京のライブ、5月ゴールデンウィーク中のライブ中、頃から

明らかに気付いていて、以来 何気に庇って歩いたりステージもこなしていた。

 階段も辛かった。 )

 

盲点?! だったと思い、すぐさまインターネットで検索をし

翌日7/10(土) に静岡市内のMRI検査が可能な某整形外科を調べ朝イチで受診し

 まずは再度 レントゲン検査。

 やはり 骨折はないと言う。

 だが、色が抜けて写っている部分が気になる、と医師は言う。

「MRIを撮りますか」

 

初め態度の悪い医師だったが、少し雰囲気が変わった。

 

 MRI撮影の後 その医師は写真を見ながら、

 

「がんセンターへの紹介状を出しますので 週明け 予約を取り

受診して下さい」

 

 松葉杖も出た。

 骨折は要注意だと言う。 折れたら、  おしまい だと言う。

 

 

 考えた。

 

 

 

明日は、 小倉さんからのお誘いの日だ。

 

 辞退する手も有った。

 

 

だが、 

 最悪の場合だけど、

今後、自分の足では立てないかもしれない。

 

 

 

 義足になる可能性、

 人工関節になる可能性、

人前に出て 再度歌えるまでになるには 数ヶ月? いや....

数年掛かる可能性もある。

 

 ならば、

いまを 後悔したくない。

 

 

 ただの飛び入り歌唱の一曲だけど (小倉さん すみません)

これを ひとまずの間、 最後の一曲 としようと考えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏の日差しも気持ちよく、 たまに吹く風も心地よい。

 

 絶好の 野外ライブ日和だった。

 

 このことは 今まで 家族以外、話していない。

小倉さん すみませんでした。

 シュリンプスの皆様  ありがとうございました!

楽しかったです。

 

 ↑一番上の画像、 内股気味なのは 片脚を庇っているからです。

 

あと、

 ステージ直前、小倉さんには 「ビリーちゃん、一曲で ごめん!」

と言って戴いた。

 いや... 一曲で、充分なのです 。

 

 

 

 

 この日 自分は 楽しもう、と思っていましたが、

やはり 色々考えてしまう。

 曇った顔をしていたかと思う。  何故 不機嫌なのか?と

思われたかもしれません。

 でも皆さん、優しかった。

 小倉さんのお仲間たち 皆様 気持ちのいい連中だった。

 

 

楽しかった!!

 

悔いはない と思った。

 

 

 

 

 夕方 解散になった後、

 

しばらく  かなり しばらく、海を見ていた。

 

 泣けた。

 

 

 

おわった 、と思った。

 

 

 

 なんだろう  この運命は と思った。

 

 

 

 

 

 あれから、

 

ほぼ 1ヶ月が経つ。

 

 長い1ヶ月だったか。

 

 

 その間も 色々 有った。

 

 だが、

不幸中の幸いなのか、

 運命の引き合わせなのか? 偶然の重なり合い? なのか。

 

 異例?の スピードで

 

即受診〜 即入院〜 諸々検査 〜 生検 〜 病名決定 〜手術日決定

 

と至った。

 

 

 前回のブログにも 綴りましたが、

自分は 何かに守られているのか?  まだ やる事があるからなのか??

 

 

  悪性か、 良くて 良悪性中間域  と言われていた。

 

  良悪性中間域 だった。

 

 

 想像していた ほぼ覚悟していた最悪のシナリオは 回避出来た。

 

少し 気が抜けたくらいだ。

 

 

 

 

 とはいえ 怖い。

 

 

何も問題なかった数ヶ月前に戻れるなんて  タイムマシーンでもなければ

無理だ。

 

 

 

 

 前を向くしか無いと思ってる。

 

 

 

 

ーーーー 追伸 ーーーー

 

このブログや、Facebook・メッセンジャーなどで心配して戴いている方々、

激励のメッセージを戴いている皆様 

  なかなかお返事も出来なく、申し訳ございません。

 

 相当 勇気付けられております。

 感謝しています。

 ありがとうございます。

 

引き続きお見守り戴けましたら幸いですm(_ _)m

 

 

 必ずや一歩を踏み出し 戻って参ります。