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いきなりこんな話でスマン。
今日は 少々 気がめいってて 昔の事を思い出しちまってな。
後ろの人の飼い猫の話だったりする。
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俺のそばには、生まれた時からずっと一日中一緒にいた ヤツがいる。
ロマーリオじゃないぜ? 近所の少し年上の女の子だ。
彼女は あったかくて優しくて、、 ただ、しゃべる事だけができなかった。
ちびの俺がひっかいたり、蹴飛ばしたり無茶やってもジッと耐えて、
時には転ばないようにそっと服のすそを持っててくれたり。してたらしい・・・
俺は覚えてないような小さい頃の事で他の奴らから聞いたんだ。
俺が覚えている彼女は
ただそばにいてくれた。 俺が泣きごといってれば心配そうな顔で、
笑ってれば同じように楽しそうに・・・
いつもそばにある ひだまりのような存在だった。ってこと。
キレイであったかくて大好きだったんだ。
彼女は、しゃべれないことで いざこざに巻き込まれる事もあった、
でも俺はビビってばかりで守る事もできないままだったな。
そんな俺でも彼女は、いつもにこやかに受け入れてくれた。
失敗をやらかして、おこられたり ケンカした後はいつも彼女のところにいってた。
彼女は 他のやつ等とちがって・・・俺の話を最後まで言わせてくれる。
しべれねぇからじゃなくて、真剣に聞いてくれてるんだ。
自分で話すことで、俺はもう一度 冷静に状況を把握する事が出来てたんだと思う。
そして、自分が悪いときはソレに気づく事ができていたんだ。
反省してちゃんと謝れた時は、ぽんぽんって背中をたたいてくれた。
もちろん、他の人が優しくないわけじゃねぇよ。
むしろ逆だ、大事に思うからこそ、アドバイスをしてくれるんだ。
幼くて甘ったれでも注がれる愛情はちゃんと分かってた。
だけど、
自然と彼女のところへ行くようになっていたんだ。
答えなんて探してなかった、ただ感情の整理がつかなかったんだ。
ってことが今なら分かるけど、
当時の俺には、もやがかかったように意識できなくて 言葉にして伝えられなかった。
頼って欲しい、何でも話して欲しいっていってくれる多くの人に寂しい思いをさせちまった。
本当に聞きたいことや悩みは彼女にだけ、、話せた。
俺は、ファミリーや街の皆の前では、心配させたくなかったし、かっこわりぃから、
明るく楽しい事ばかりしゃべって笑ってすごしていようとした。
本当は、色々悩んでいたんだ。その悩んでいることがバレバレで、
さらに心配をかけているのも分かってたんだけどな。
変なトコでかっこわりぃって思って素直になりきれなかったんだ。
そんな状態だからか
彼女といる時が一番心安らいだんだ。
だが、
リボーンによる特訓が始まって忙しくてなかなか会えなくなっていった。
そして
彼女は、俺が学校に言ってる間に
物騒になってしまった街で争いにまきこまれた。
冷たくなった彼女は、俺が帰る前に、彼女の好きなカンパニュラの花とともに埋葬された。
ごたごたのなか、見守る人もなくロマーリオが埋葬したのだと言っていた。
その手には俺が昔プレゼントしたリボンが大事に握り締められていたんだと・・・後から聞いた。
もう、墓参りぐらいしかしてやれねぇな。
心に陽だまりがあるような幸福感をありがとう 。
生きてるうちに、お礼なんてちゃんと言ってやれなかった。
本当の気持ちを伝えられるって言う事は、本当に幸せな事だ。
今、そばにいる人にちゃんと気持ちを伝えること
それは、大切な事なんだよな。
伝わる事伝えられる事・・・それは とても 幸せな事だ。
しゃべれない彼女だからこそ、それを良く知っていた。
彼女に教わったこのことを
忘れず、一人一人との関係を大事にしていきてぇな。(^^)
カンパニュラ(風鈴草)の花をみるたびに 彼女を思い出す・・・
花言葉は 感謝の音色。
俺はちゃんと伝えてこれたかな
いつもあんがとな。
ってさ。