今週は週の頭と終わりの2日、仕事終わりに彼と会った。



転職の方向性が決まらなくてジャングルの中にいるようだと表現していた。

すでに何社か応募もしており、数社書類選考が通り、面接を控えているとのことだった。



しかし、その応募している企業の中には、今の職種に似ていて心から応援したい企業もあれば、ちょっと応援できないような職種のところもあり、返答に困った。



応援できないような職種に応募した理由は、将来的にフリーランスになることも選択肢の一つとして浮上していて、その準備ができるように仕事内容がラクなのを選んだ結果とのことだった。



私は、彼と出会った時に仕事について楽しそうに話してくれる姿が良いなと感じていた。

なので、できれば単純にこなすだけの職種よりは、少しでもやりがいがあるような職種に転職してくれたら…と思ってしまった。



高い給料をもらって、ストレス抱えて働いて欲しいとは思わない。

でも、現状維持ぐらいの給料をもらえる企業の方がいいのでは…と思ってしまうのは、私の都合なんだろうか。



応援できないような企業のことは、チラリと彼に『その会社だと、そこで働いてる姿を想像すると寂しい』とは伝えたものの、彼は『寂しくななんかないよ。お金もらいながら、フリーランスの準備ができるんだから』と言っていた。



ただ、完全にそう決めた訳でもなく彼は彼で悩んでいたので、それ以上は何も言わず、応援できる企業の情報を伝えるだけにしておいた。

すると『その情報知らずに面接行ったら大変なことになるとこだった。ありがとう』と言われた。



ひとまず今は、彼の力になれそうな部分は応援して、応援できない部分に関してはそっとしておこうと思う。



それにしても彼の転職先によって、“本当にこの人で大丈夫なのか⁉︎” “別れて再婚活を考えた方がいいのか⁉︎”という気持ちがよぎってしまった私は裏切り者なのだろうか…。



結婚の約束をしている訳でもない現段階で、私の発言権ってどこまであるんだろうか…。



私情を挟まず、心から応援するって難しいんだなぁと感じてしまった。