今朝の気温は10℃、
曇り空で寒々しい朝散歩でした。
金曜日の下野新聞の記事に「川瀬巴水」展の記事。
地元新聞の情報は、何かと役に立つのでいい。
会場は、塩原温泉街の塩原もの語り館
今までは通り過ぎていて、気が付かなかった会館。
上野の美術館で、よく見かける川瀬巴水が
塩原にゆかりのある版画家とは知らなかった。
塩原温泉で見られるとは!
道路が混む前の午前中早めに観賞でした。
大正7年の塩原3部作や東京20景など、大正時代の新版画に見応えがある。
新版画は、北斎などの版画より擦る回数が多い為、色彩や
細かなところに違いが感じられる。
大正14年作の「芝増上寺」は、見たことがある作品。
人気があって、3000部擦って廃版にしたらしい。
朱の門と降る雪の擦りがすばらしい。
数ある作品の中で、記憶に残るのはこの作品。
「日本橋(夜明)」
昭和15年の日本橋、夜明けのうすもやと朝焼けがいい感じ。
(400円のクリアファイル)
久しぶりに、美術品を鑑賞できた。
館の裏は箒川
塩原温泉郷の紅葉はまだまだこれから。
マルと吊り橋に続く。