細木数子でいう水星人という人がわたしは苦手だった。

ザクッと要素的なことをわたしの覚えている限りで出すと

利己的
クール
経済的に強運
初代社長になりやすい
家庭運がない
ドケチ

わたしは初代社長運があるとこを見て
人の痛みがわからない人
低賃金で従業員を雇う奴
みたいなイメージがあった。

また、何でも金額で決めるところがとても冷たいイメージだった。

でも
クールで華やかな雰囲気の人が多く
モテるんだよね。


そんな苦手意識の中
今の身の回りの水星人を眺めていると
好きな水星人が多いことにも氣が付いてきた。

まず
水星人はクール故、頭がキレる。
観察力がある。
そこを、かっこいいと感じるわたし。

そして何かと氣のきく人が多い。
これも冷静に周りをみれるからか。
今、職場にいる水星人の先輩は、わたしが会話にはいれていないのを察するとさり気なく話しかけてくれたり
私の周りの暑さ寒さを気にかけてくれて温度調節をサッとして自分は消えたり
いろいろ細やかに推し量ってくださる。

買い物の話とかをしてると
価値を感じないものには一円も支払わないし、財布の紐は私より固めだとは思う。
でもしっかり吟味する力がある。


そして案外、そのクールさ
冷静さの奥に
「孤独」な感情が見え隠れするのだ。

恐らく家庭環境には恵まれなかった
その寂しさが見え隠れしているのかも知れない
という角度から見えるようになった。

なんか知らんけど
わたしは水星人に対しては
「これくらいキツくあたっても水星人にはこたえないだろ。」と思い
水星人に冷たくすることにあまり抵抗がなかった。

でも、これは逆だったのかも知れない。

傷付きやすい心、傷付いた心を持っているから
傷付かないようにクールに振る舞っているのが水星人。

冷たくされても傷付いてないように振舞えるのが水星人
だったりするのではないか、と。

水星人もふとぅ〜に傷付く。

ふとぅ〜以上に傷付くかも知れない。

ふとぅ〜以上に傷付いているから
自分を防御するために利己的なクールな鎧をかぶるのかも知れない。


そんな氣がしてきたのだ。


水星人ではないからわからないけど。


いや、水星人だからではなく
その人の心、魂?によるだろうけど。

水星人という人。
なんだか愛おしくなってきたよ。

ステキな水星人が私の周りにいることで
やっと氣がついた。

穏やかに水星人を見ることができるようになった。

水星人、今、大殺界だけど
乗り越えてね!

応援してるおねがい