#8/1追記
<2060Superが発売されました。どうなってるんだよ!NVIDIA!事前情報もってる人はいなかったように思えます。まぁしょうがないですね。。。
CUDAコア数、メモリ、すべてにおいて変更されているため、2060を早めに売却して、2060Superもしくは2070Superにバージョンアップしておいたほうがよろしいかと思います。 以上>

こんにちは



1070からの乗り換えとしてRTX 2060を1か月ちょっと使ってみたので、その報告をしたいと思います。

正直、超高性能ですので買いです。

この記事を読んでほしい人→
オンラインFPSをやる人囲碁・将棋をやる人


将来的に売却することを含めても値崩れのしないカードだと思います。

蛇足ですが1/15発売でしたが、amazonでの取り扱い・発送開始は1/17からでした。
わたしはこちらのものを購入しました。




GTXと比較して

結果からいうと1070ti-1080相当です。

発売当初はデータが少なかったせいか
3Dmark,PassMark,多くのレビューサイトで
1070と同程度とされていました。
しかしながら、明らかに1070以上の性能を発揮してくれます。



完全に上位互換です。

500w電源でも安定して使えています。(参考 消費電力:1070Ti | 180W , 2060 | 160W)


オンラインゲームでの性能

レイトレーシング対応ではありませんが、フォートナイト, Apex Legendsでの評価になります。

Fortnite:すべて Epic(最高) 設定
GTX 1070 (120-130FPS)
RTX 2060 (140-150FPS)
フォートナイトでは完全に2060が滑らかです。

Apex Legends:すべて(最高) 設定
GTX 1070 (80-100FPS)
RTX 2060 (90-100FPS)

Apexでは、GTXは室内→室外にでた瞬間にがくんとFPSが下がる感じです。2060は室内→室外にでても安定しています。

prosettings.net(海外サイト)でプロゲーマーたちが使っているグラフィックボードを確認できますが、2060を使っている人がいました。
(→Finalight 氏 : カリフォルニア在住、Fortniteのプロゲーマーです。)

プロゲーマーも実戦で使っているGPUです!



機械学習での評価

機械学習での評価は、ほとんどのサイトで具体的な数値を公開していないので、結構この記事は珍しいとおもいます。
今回のRTXシリーズは、TensorCoreという機械学習用のコアが搭載されたので、その手の人たちにもおすすめのGPUです。

とくに、囲碁/将棋をしている人たちにこの記事を見てもらいたいです。

ディープラーニング技術を用いた囲碁・将棋ソフトの推論までの時間が1/2-1/3程度に短縮されます。

実際にLeela(囲碁ソフト)、Alpha Zero General(将棋ソフト)を使ってどれだけ短縮されるか試してみました。
結果:
1. 8万対局の推論時間

Leela(囲碁)
RTX 2060 12.732
GTX 1070 35.641

Alpha (将棋)
RTX 2060 7.71
GTX 1070 21.924

GTXよりもRTXのほうが圧倒的に早いです。

環境によって多少変化するとは思いますが、TensorCoreを感じることができてうれしかったです。

余談ですが、TensorCoreをオフにすると1070と同程度のスコアになってしまいました。

今後、ディープラーニングを用いたプログラムを動かす可能性がちょっとでもある人は、RTXシリーズを買っておいたほうがいいです。


まとめ

RTX2060は、トレンドをおさえた品だと思います。GTXと全く違う点として機械学習用のコアを積んでいて、次の世代のGPUが出る間のデファクトスタンダードになるものと思っています。

もしもGTXシリーズ(500,600,700,800,900,1000番台)を使っているなら、今が乗り換えのチャンスです!

→RTX2060をAmazonでみてみる

以上