朝日新聞デジタル 2018年10月29日
から、引用、改編。
歴史学や考古学とは、
過去の出来事を調べて考察する学問。
近年(でもないけど)
それが一般の人たちの間に広がり、
歴史好きの女性を意味する、
「歴女」
なんて言葉も生まれています。
しかし、専門の研究が進むにつれて、
大きく変わる歴史像を受け止めかねる
という人々も一定数いるようです。
具体的に言うと、
・歴史小説や大河ドラマなどのイメージ
・根拠がはっきりしない『通説』
「これを真実と信じてしまう」
ケースがあまりにも多いそうです。
例えば、幕末の志士・坂本龍馬は、
『薩長同盟の仲介役』
が、一般的なイメージですが、
『薩摩藩の利害を代弁するエージェント』
という一次資料が多いそうです。
一次資料というのは、
同時代の人がその人物を直接見て、
または、見た人に聞いて遺した記録
とすれば分かりやすいでしょうか。
つまり、又聞きではないオリジナルです。
ドラマなどはこうした資料を元にして作られていますが、話を面白くするために、
「改変や捏造が当たり前」
なのは言うまでもありません。
しかし、歴史ファンという人たちの中には、
「頑なに作られたイメージしか信じない」
という人がいて、近年の、進展めざましい歴史研究の成果を否定するのです。
・歴史小説や教科書などで示された出来事
・そして、歴史上の人物
これらに従来の通説とは違う新たな光があてられることは、悪い事ではないはずです。
しかし、「歴史好き」の言う『歴史』は、
極端に言えば、『真実の否定』です。
こうなると、歴史ではなく、
「歴史を題材にした物語好き」
になるんではないでしょうかね…
ただ、一般人なら笑い話で済みますが、
幕末に活躍した吉田松陰について、
「本質は教育者というより革命家では」
という説を、朝日新聞が紹介したそうです。
すると、地元の萩市議会の市議が、
「松陰先生のイメージを悪くした。
抗議しないのか!」
と、市長に質問したそうです。
市長は、
「異説の存在を紹介したもの。
一つの視点として尊重するべきだ」
と答えたそうです。
要するに、この出来事は、
研究者による学説でも、
場合によっては受け入れ難い
ことを示しています。
一方の高知では、坂本龍馬について、
「大切な人物だが、
観光との絡みも大事にしつつ、
新説も紹介したい」
と、語っていました。
専門性のある新しい学説を受け入れるには、
・論文や専門書を読むなどの勉強
・新説を受け入れる柔軟性
などが大切なんですね。
會津についても、
「埋葬問題」
などで、アレコレ言われててますが、
・政府は埋葬禁止していない
・武士としての埋葬を禁じた役人はいた
・捏造で會津人を殺した役人がいた
・政府の役人に虐められた人もいる
このあたりの整理がうまくいってないのと、
イメージ打破が出来ない人が、
混乱に混乱を重ね、なんかおかしい事になっている気がするんですよね…
まあ、人間てのは、
『信じたい話しか信じない生き物』
だそうですから…
おまけの考古学の話。
・通説
「自然と共生するエコロジカルな縄文人」
・新説
「樹木の伐採などかなりの自然破壊をした。
人口が少なかったから、
エジプトみたいにひどくならなかった」
エジプトてのは、緑にあふれていたナイル川流域だったのが、森林伐採で砂漠になった事を指していると思われます。
様々な角度から見ないといけませんね。
今から146年前。
(旧・明治元年9月22日)
わざわざ西とか南の暖かいところからきて、
という大温情で、鶴ヶ城が開城し、
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