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『ベニバナトキワマンサク(紅花常磐万作)』と『シロバナトキワマンサク(白花常磐万作)』がドッキング!!
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![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240508/09/1859shouin1877saigou/96/40/j/o1080072015435979971.jpg?caw=800)
公園に植えられた『ベニバナトキワマンサク』の木々は全長10メートルあまり。公園の草地を囲むように植え込まれている。(2024年5月1日)(寺田)
綺麗(きれい)に剪定(せんてい)された『ベニバナトキワマンサク』の垣根(2024年4月28日)(小比企)
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上の『ベニバナトキワマンサク』の拡大写真
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![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240421/13/1859shouin1877saigou/de/3f/j/o0720108015428635246.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240421/13/1859shouin1877saigou/0a/b2/j/o0720108015428635247.jpg?caw=800)
上の写真の『ベニバナトキワマンサク』の花の拡大写真
垣根の『ベニバナトキワマンサク』の花2葉(2024年4月19日)(七国)
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『シロバナトキワマンサク』の花の写真4葉(2024年4月21日)
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![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240422/05/1859shouin1877saigou/69/e7/j/o0720108015428950040.jpg?caw=800)
上の写真の『シロバナトキワマンサク』の拡大写真
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『※トキワマンサク(常盤万作)』は、「マンサク科トキワマンサク属」に1種のみ知られている「常緑樹」です。主な開花期は春、4月から5月にかけて、緑色を帯びた淡いクリーム色の花を1カ所に数輪がまとめて付きます。秋に少しだけ花を咲かせることもあります。『トキワマンサク』という名前は「常緑のマンサク」という意味です。
【※『トキワマンサク』は海外から偶然、持ち込まれて発見され、後に国内での分布も確認されたというおもしろい経歴があります。日本で発見されたのは、中国から輸入されたランの鉢についていた苗でした。それが開花して、1905年に『トキワマンサク』の名前が付けられました。当時は中国特産の樹木とされていましたが、1931年に伊勢神宮で発見され、のちに日本の限られた地域やインドでの分布も確認されました。】
『トキワマンサク』は、「落葉樹」の『マンサク』とは花びらが細いところなどは似ているといえば似ていますが、『マンサク』とは異なり、「葉はやや小さめ」で「常緑」になる。『マンサク』とは「属が異なる別の樹木」です。『マンサク』は「10m近くに生長する高木で、花は黄色で『落葉樹』」という風に違う点は多いです。『トキワマンサク』は、「しなやかな枝に卵形の小さな葉が優しく揺(ゆ)れる姿」が人気です。花は「細いヒモ状でリボンのような4枚の花弁があり、春の開花期には枝先に集まるように咲く」ため、株全体が花に覆(おお)われ、遠くからでもその美しさが楽しめます。葉は長楕円形で、葉色は緑葉のほかに赤褐色(赤紫)もあります。緑の葉に黄色みを帯びた白い花が輝くように映えます。園芸品種には葉に赤みを帯びるものや花の色が赤いものもあります。樹形は分枝(ぶんし)が多く、剪定(せんてい)すればよくまとまります。なお『トキワマンサク』の特徴である白花の『シロバナトキワマンサク』しか使われなかった頃は認知度が低かったが、紅紫色の花を咲かせる『ベニバナトキワマンサク』が使われるようになってから、その美しい花と丈夫(じょうぶ)な性質、刈り込みの容易さなどから人気の樹木になりました。葉の形が左右非対称で不整なことから、カタソゲ(片削げ)という俗名(ぞくみょう)があります。花言葉は「神秘・魔力」です。
ちなみに、和名の『※マンサク』の語源は明らかではありませんが、早春、まだ雪が残る山に春がやって来て、他の木々に先駆けて「まず咲く」(最初に咲く)ことから、「まず咲く」「真っ先」が転訛した説、また黄金色の花が多数咲くと豊作になるといわれることから「万年豊作」に由来するなどの説、あるいは花がたくさん咲くから「満咲き」からだとする説があります。