立教チャペル



立教大学のチャペルを訪れたことはありますか?

立教大学出身の方はあるかもしれませんが、それ以外の方はなかなか訪れたことがないのではないでしょうか。

挙式当日は、バージンロードがひかれ、結婚式使用になります。
当日の写真はまた今度。


私達の結婚式は、挙式と披露宴の場所が違ったため、
「可能な方はご参列ください」とご案内していましたが、
このチャペルで結婚式を挙げることが私たちの中でとても大切なことだったんです。


妻のぼみーは立教大学出身で、大学院を含め7年通いました。
その間、池袋に住み続け、学校は家と同じくらいの時間を過ごし、とても思い入れのある場所です。

一見、立教卒ではないので関係のないように見える夫のえりんぎですが、立教大学に来ることで、現在の仕事への道が開かれました。
二人で立教大学の阿部先生の授業を受け、ゼミ合宿へ行ったことが、付き合うきっかけです。
環境教育・ESD(持続可能な開発のための教育)で生きていくと決めていた私達が、
一緒にその夢を目指すようになった場所です。


そのため、私達二人で人生を歩む誓いをする場所を立教大学のチャペルに決めました。



しかし立教大学のチャペルで挙式を挙げるには、いくつか条件があります。

①どちらかが立教関係者であること
→立教のチャペルは聖公会の信者の方々と立教学院法人の学びの場としてあるからです。


②4回のチャプレンからの結婚オリエンテーションへの出席
→同時に日曜朝の聖餐式へも出席します。朝10時に始まるのでそれ前に着席。
 オリエンテーションでは、チャプレンから結婚するということについてのお話を伺います。チャプレンによって話す内容は違って、とても興味深いです。しかしなるべく違うチャプレンの担当の日にオリエンテーションを受けないといけないので、予定調整が大変です。


③オリエンテーション以外に、担当チャプレンとの面談数回
→私達の式次第を執り行ってくださるチャプレンと、挙式の内容について、聖書の内容を含め面談をして決めていきます。私達がどんな人柄か、結婚とは何か、日頃の悩みは何か、聖書の言葉の意味は、、、、、などなど、たくさんのお話をしました。


④事務面談、リハーサル
→事務面談は、チャペル事務局との打ち合わせです
 リハーサルは新郎新婦、新婦父、立会人と共に行います。当日の動きも式を執り行うチャプレンによって変わります。みんなでどういう式を作り上げるか、話し合って決めました。


などなど、準備は本当に本当に時間と手間がかかりました。

しかし1回1回を大切にしていると、結婚とは何か、どうすれば夫婦生活をより良くしていけるのか、周りの方々への支えと感謝など、考えるきっかけを与えてもらっています。


二人ともキリスト教信者ではありません。しかしキリスト教における結婚について学ぶことは、私達のこれからの人生の支えとなっています。


思い入れのある場所で、パイプオルガンンの音と聖歌を聞きながら、私達が結婚の誓いをすることで、参列していたみなさん自身も1歩立ち止まって考える時間を感じてもらえたら…と思っていました。



実際にどうだったかは、また別の記事で書きます。